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『XD MAGAZINE VOL.4 ISSUE OF MOVE』を4月19日に発売します #XD_MAGAZINE

XD(クロスディー)編集部

XD編集部の川久保(@kawatake)です。プレイドが発行するビジネス・カルチャーマガジン『XD MAGAZINE』最新刊を4月19日(火)に発売します。

昨年5月にリニューアル創刊号を発刊し、VOL.2「学ぶ」、VOL.3「聞く」と動詞をテーマに特集をお届けしてきました。VOL.4のテーマに選んだ動詞は「動く」。自分の身ひとつで考えやすい「移動」の視点と、現在では部屋で自由に鑑賞できる「動く絵」(=アニメーション)の表現から、テーマである動作を考察していきます。身近なものを見つめ直し、積極的に「動く」ことで、新たな視点を得るきっかけになりそうな事例を紹介しています。

今回のnoteでは、VOL.4「動く」の特集について、誌面の一部とともにご紹介します。


巻頭対談:ヨシダナギ×コムアイ

全世界的に移動が制限され、気づけば早3年が経とうとしている。だからといって私たちは「動く」ことを忘れたわけではない。むしろより強く意識したり、日常の些 細な振動でさえも如実に感じるようになったのではないだろうか。その流れとして自宅でのワークアウト、東京と地方の二拠点生活における移動などが起きている。同時に私たちは身体的な行動だけではなく、決断や発 言も社会の血の巡りを良くする運動として機能することを体感した。大小様々なスケールで揺れ動くことで、これまで見えなかった景色がそこには広がるのだ。東京から日本各地や海外へ飛び出し、未知なる世 界の文化を伝えてきたフォトグラファー ・ヨシダナギさんとアーティスト・コムアイさん。自 身の興味に対して熱心な二人が、能動的な動きによって生まれる「居心地」や、新たな価値観について語り合う。


特集1:移動の視点 監修│影山裕樹

〈特集1:移動の視点〉では、監修者として編集者の影山裕樹さんを迎え、「半径500m」を見つめ直すことを軸に取材に取り組んだ。昔から、独立した子世帯が、親世帯のすぐ近くに住むことをたとえて、「スープの冷めない距離」と表現する。つまり、温かいスープを冷まさずに運べるほどの距離感の近さを表す。また、不動産業界では、駅までの距離「徒歩1分」は80m程度を指し、大体徒歩10分圏内が500mにあたる。そのような「近所=半径500m」を、改めて歩き直したり、そこに居る人々と交流することで、たとえ見慣れた風景でも新しい気づきが生まれるのではないだろうか。そうした思いが本特集の出発点となった。旅先での不慣れな土地においても、まずは一駅分や500m程を歩いてみることで、観光スポットを効率よく回る旅行とは異なる視点から、新たな発見や出会いをもたらすはず。
「探すのをやめないこと。旅をやめないこと。なぜなら広い世界が待っているからだ。世界が小さくなることはない」 60-70年代のヒッピー文化を牽引した旅行誌『ヴァガボンド』を創刊したペール・アンデションが、 近著 『旅の効用 』(草思社)で引用した旅行作家の言葉だ。 主体的に「動いて」いくことは、私たちにどのような体験をもたらしてくれるのだろうか。編集部も可能な限り移動しながら、“主体的に動くこと”の価値を探っていった。


特集2:アニメの動き 編集協力│藤津亮太

1 秒24フレームのなかにいくつもの絵が折り重なり、音楽や声優陣によるセリフなども相まって、命が吹き込まれるアニメーション― 。〈特集2:アニメの動き〉では、近年、ますます需要の高まるアニメーションに注目。現在、日本のテレビアニメには1 話あたり、数千枚~一万枚もの絵が人の手によっ
て描かれている。
そもそも、アニメーションの語源は、ラテン語で霊 魂を意味するanima (アニマ)に由来している。今では、絵やコンピュータを用いた作画、立体物のコマ撮りなど、様々な手法によってつくられた動画表現の総称を指し、日本では1950年頃に、それまで「動画 」と呼ばれていたものが、「アニメーション」として呼ばれるまでに確立した。日本においては、「アニメ」=「アニメーション」として同等なものとして扱われるが、海外では特に日本のエンターテインメント・アニメーションに限定して「アニメ」と呼ばれている。 物語を彩る演出について、要になる絵について、キャラクターを魅力づける声について、どのように展開され、工夫されることで、それを観た私たちは感動しているのだろうか。『オッドタクシー』の監督、キャラクターデザインを務める木下 麦さんに、『 王様ランキング』『 進撃の巨人』の作画 ・演出を担う今井 有文さん、『平家物 語 』のびわ役をはじめ多彩な声を演じきる声優の悠木 碧さん、『 SSSS.GRIDMAN』『SSSS.DYNAZENON』の監督を務める雨宮 哲さん。アニメーションに携わる様々な視点から、「動き」について話を伺った。


『XD MAGAZINE VOL.4 ISSUE OF MOVE』は、プレイドオンラインストア、Amazonなどでの販売に加え、全国約400店ほどの取り扱い書店でも販売致します。電子書籍版も同時に販売、オンラインストアでは予約を受けつけております。


『XD MAGAZINE VOL.4 ISSUE OF MOVE』 目次

012 特集 動く

018 巻頭対談 │ ヨシダナギ×コムアイ 動き、逃げることで世界は広がる

025
特集1 移動の視点

026 影山 裕樹 │ 半径500mの“ご近所観光”のススメ
028 HAGI STUDIO 宮崎晃吉、北川 瑠奈│街を動き、開く体験

034 梶原 千恵子、北島商店、増田屋蒲鉾店 │ 街の人に聞いた、HAGI STUDIOの取り組み

036村田 あやこ │ コラム1 │ 視点のスイッチを切り替えて日常を旅する

038 永井 玲衣 │ コラム2 │ 絶望と希望のための散歩

040 パリッコ │ コラム3 │ 酒の喜びを今一度

042 まいまい京都 以倉 敬之 │ 道すがらが面白い

048 ハンケイ500m 円城 新子 │ 通り過ぎてしまわぬように

052 森ノオト 北原 まどか │ コラム4 │ ローカルメディアは“半径15分”の旅を豊かにするガイドブック

054 村上 慧 │コラム5 │ 私は肉の断熱材に包まれた熱という現象である

056 河野 仁 │コラム6  │動く「 移動欲」、書く「 筆欲」

058 FORESTON 川村 祐一 │ 足もとを見つめる

065 小林 エリカ │ 旅の終わりは恋するものの巡り逢い
Journeys End in Lovers’ Meetings,

075 旅の終わりは恋するものの巡り逢いにまつわる旅のこと

081 瀬戸内国際芸術祭実行委員会、ダモンテ商会 │ 瀬戸内国際芸術祭

087 島キッチン │ 豊島を支える人々のリアルな声

089 “動き続ける”15人が綴る土地と記憶
石戸諭 / 国本真治 / 小松理虔 /奈良岳 / 片渕ゆり / 寺尾紗穂 / 小澤實 / マライ・メントライン /田村尚子 / 堀部篤史 /瀬下翔太 /吉田友和 / 倉敷保雄 / 瀬川翠 / 柿原優紀

097 対談 │ 影山 裕樹×馬場 正尊「 生活圏」という名の未知へ

02 Temporary frenzy ファッションストーリー │ 豊田 遥夏

113
特集2 アニメの動き

114 藤津 亮太 │ 現代アニメの動向

118 木下 麦 │ 「動かさない」ことが広げる、表 現の可能性

124 今井 有文 │ キャラクターは生きている

130 悠木 碧 │ 体格や心音をたよりに

134 雨宮 哲 │ 理性と本能のバランスを

140 News │ アニメ産業の未来のために、TRIGGERとNIIがタッグ


Series
007 日常って何だろう?

007 服装と髪色 │ 横澤琴葉

009 パンとお菓子は別物です │ 土谷未央

011 マチゲンガと日本人の同一性と相違点 │ 関野吉晴

141 Mixed Feelings │ 上出惠悟、植田りょうたろう、内田すずめ、スズキナオ、マメイケダ、清田隆之、タナカユウコ

144 街を撮る │ 第3回 │ 安藤瑠美

150 「映画 」はある日、突然に。│ 金子 由里奈
第3回ゲスト:super-KIKI(上)

152 「専門誌」に聞いてみた。
152 vol.04 │ 『月刊商店建築』
154 vol.05 │『キネマ旬報』
156 対談連載「拾ってみる」 │ 森岡督行 × 遠藤薫
第3回 │ 生類、拾われたるか
158 だからボク、今日はもう、何もしない。Vol.03 │ 西島大介


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XD(クロスディー)編集部
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