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XD編集部が気になったCX関連のニュースや記事 #54 (2022/10/14)

XD編集部の柏原(@tkashiwabara09)です。

先週今週と記事の更新がなく、今回は気になったニュースなどのみをお届けします。編集部では色々なインタビュー記事を準備していますので、もう少々お待ち下さい……。

今週のXD編集部が気になったニュース

それでは今週気になったニュースや記事をお届けします

  • レッドオーシャンの雑貨市場で「3COINS」が急成長している理由

3COINSが絶好調とのこと。Z世代にはTikTokでの拡散が響いてるようですね。自社スタッフをインフルエンサー化し情報を拡散させているというのも特徴だそうです。

  • Web3をマーケに生かす方法 まず備えるべきは「Web2.5」

「Web3的ファンコミュニティーでは、UGC(ユーザー生成コンテンツ)が生まれやすいというメリットがある」とのこと。Web3的なアーキテクチャはこれからどんな文化を生んでいくのでしょうか。そしてそれは技術決定論的な観点のみで正しく理解できるのでしょうか。

  • ドンキがPB商品の「失敗」公開 顧客からの“ダメ出し”も明かす

ドンキがリブランディングの柱の1つとしているのが、「People Brand宣言」。PBはPBでも、これまでのプライベートブランドではなく、顧客と一緒につくり上げるピープルブランドとして生まれ変わる姿勢を打ち出したものだ。この方針に沿い、リブランディング後のドンキは顧客からの率直な「ダメ出し」を積極的に集め、商品の改良や開発に反映させている。

これはドンキのサイトもどうぞ。顧客からの厳しい、でも愛も感じるコメントが楽しいです。

  • ドンキ「NHK受信料不要のテレビ」、なぜ中年に人気? 最新の売れ行きを開発者が分析

こちらもドン・キホーテ。「40代を中心とした働き盛りの世代はゴールデンタイムに家にいないため、リアルタイムでテレビ番組をみる機会が減っています。さらに、TVer(ティーバー)などの見逃し番組配信サービスの普及も相まって、テレビ放送を見る機会が減っているようです」というのが担当者の分析。

  • 全商品がアマゾンより安い…北海道民がこぞって使う宅配サービス「トドック」がそれでも成り立つワケ

コープさっぽろの物流の強さ。この記事は後編で、前編ではセコマの自社で持つ経営をすることでの強さを紹介しています。北海道の独自性は面白いですね。

  • SpaceXのStarlink、日本でサービス開始。

イノベーティブな製品の上陸は胸が高鳴りますね。

  • 米国のフードデリバリー大手DoorDashが雑誌を創刊。

地元ロサンゼルスの食文化の舞台裏を紹介するそう。

  • 町田樹「スポーツにおける感動の意味」

話題の記事。でも「感動を与えられたがっている観客」の期待に、アスリートは応えてるという面もありそうとおもいます。

このことからも明らかであるように、プレゼントの例だけでなく、スポーツでも、はたまたアートでも、感動を創造する主体は送り手ではなく、実は受け手なのです。これらは感動をもたらす原因にはなりますが、だからといって、感動という結果を保証するものではありません。スポーツでも、「感動」というのは、アスリートのパフォーマンスと、それを見る人たちの感受性が結びつくことで、はじめて生まれるものなのです。それゆえ、アスリートやスポーツの担い手が、あたかも一人で生み出しているかのように、「感動を与える」などと発言することに違和感が生じるのでしょう。

  • 「ガンダムは僕らに向けたものじゃない」10代のリアルな言葉に衝撃を受けて──『機動戦士ガンダム 水星の魔女』岡本拓也プロデューサーインタビュー前編

水星の魔女、すばらしいです。わたしを含めたアラフォーもメロメロです。

  • 携帯電話番号で送金できる「ことら」スタート 手数料無料も

ブラジルでは既に携帯電話番号送金が広まっていて、しかもそれなりに悪用もされてしまっているようですが、さて。

  • 「生活定点1992-2022」 最新調査結果を発表。社会や慣習に縛られず、自律に向かう生活者

30年分!これとNHK放送文化研究所の「日本人の意識調査」を見比べてもおもしろそうですね。

  • FREAK’S STOREが挑む店舗DX

世界初のオリジナルインタラクティブミラーを開発・導入。これは体験してみたいですね。

  • シップス、EC売上100億円へ!自社EC比率も現在の20%から倍増を目指す秘策とは

店舗をもつアパレルは、この流れが既定路線と言っても良さそうですね。

また前述のコンテンツOMOを通じて獲得できるデータが、ファーストパーティデータ(企業が収集・保有している顧客や社内データ)を含めて増えているため、MA(マーケティングオートメーション)などでデータ活用を強化する。「たまったデータを活用することで、店舗とのユニファイドコマース(統合された商取引)につながる」(同)とみている。

  • 伊勢丹新宿本店が過去最高の売上更新へ 「先行」「限定」商品展開を強化

一時期の停滞ムードから脱した感ありますね。やはりここでも顧客一人ひとりへの向き合いと、それを実現するためのデジタル環境整備。

今後は「マスから個へ」をテーマに事業を推進する。具体的には、「先行」「限定」を打ち出した商品展開、デジタルを活用し特定のコミュニティにフォーカスしたマーチャンダイジングや企画、インセンティブ強化などによる顧客づくり(CRM推進)といった施策を打ち出していく。

  • シーインが「ユニクロ 心斎橋店」の跡地にポップアップストアをオープン

謎の巨大アパレル企業シーインが日本上陸。

  • スターフライヤーがサブスク 福岡の家賃+羽田飛び放題

これはおもしろいアイデアですね。普通に今福岡住んでてよく東京行く人にとってお得になったり、とかもあるかも。

  • 土屋鞄、菌糸体由来のレザー代替素材を採用したiPhoneケースなどを発売

菌由来の素材がもう商品化するレベルだったとは。

  • 「楽天ヘルスケア」始動 初回は1日5000歩で100ポイント

これはわかりやすいインセンティブ設計。まあ、ポイントもらえて健康になるんだし、データをあげてもいいかなと思う人は多そうですね。

  • 街と編集の関係性とは? 奥渋カルチャーの発信地、個性派書店「SPBS」流の店作り

今週の締めはこちらの記事です。知とエンタメのインフラとしての書店。

「電子で読むもの、モノとして持っておきたいもの、取捨選択はあると思いますけど、本や書店の価値は今後上がっていくのではと思っています。もともと書店は地域のインフラという役割を果たしていましたが、これからは知とエンタメのインフラになっていくのではないでしょうか。リアルな書店が減ってきているからこそ、今残っている書店の価値は上がっていくでしょうし、価値を高めていくきっかけにもなると思っています。書店運営というのは薄利多売なビジネスモデルではありますが、ある種の文化事業として残していくべき価値あるものだと感じています。もちろん文化事業とビジネス的側面の両立させる何か仕組みを模索していく必要はありますが」(神垣氏)

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