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プレイド顧客体験研究所 ピックアップニュース #6 (2024/8/23)

編集部より

XD編集部の川久保(@kawatake)です。過去にXD(クロスディー)で公開した記事をご紹介します。

習慣化アプリ「みんチャレ」の体験設計について伺った昨年の記事です。わたしはこの記事の後に「みんチャレ」を使い始め、先日継続1年のバッジがもらえました(何かしらのトレーニングを毎日やるというグループです)。ちょっとしたことでも、自分だけではなくいっしょに頑張る仲間がいることで達成できる、また一人だったら「まあ今日はいいか」となるところを、他の仲間と一緒に達成するために頑張ってみるという気持ちにもなるものだと気づきました。

「みんチャレ」はリリース後に「目標達成ではなく、過程のほうが大事」という視点の転換があったというお話でしたが、1年続けてみてとても良くわかりました。みなさんも「みんチャレ」でなにかの習慣をはじめてみませんか?

過去記事のご紹介

ユーザーが本当に求める体験を実現すれば事業は伸びる。習慣化アプリ「みんチャレ」の成長の裏側


プレイド顧客体験研究所が気になったニュース

プレイド顧客体験研究所のメンバーが気になったニュースとしてお届けします。

・「銀座の庭」から「銀座の公園」へ 新しい「Ginza Sony Park」が竣工

ビルの解体途中を公園にするという実験的な取り組みをおこなっていたGinza Sony Park。いよいよ新しいビルが竣工したようです。2025年1月にグランドオープンとのことなので、もう少し先ですが、「街に開かれた施設」としてのSony Parkがどうなるか楽しみです。


・~お客さまのライフスタイルに寄り添い、質の高いサービスを提供~ 新たなメンバーシッププログラム「CLUB DECORTÉ」誕生

コーセーさんのコスメデコルテにおける新しい会員プログラムが始動。お客様情報が一元化されるとともに、ブランド体験に応じたポイントが付与されるそう。リアルとオンラインの体験を統合して、どのようなブランド体験が提供されるのか、注目ですね。


・コストコやスターバックスも強化… 財布のひもを固くする消費者を口説く「実績ある戦略」とは

会員が"お金を最も多く使ってくれる"消費者であるため、多くの小売でロイヤルティプログラムに注力しているという記事です。顧客にとって値引きなどの特典が多くあるとともに、企業にとっても顧客のデータを得て、顧客ごとの対応が可能になるなどのメリットがあると書かれています。上記のコスメデコルテの会員プログラムもそうですよね。会員プログラムを整備し、顧客情報をデータで管理するという流れは1st Party Dataを重視する流れの中で明確に強まってきていますね。


・キャメルテクノロジー、ECサイト向けAIコンシェルジュの提供を開始

ECサイトに設置するだけで、ユーザーが欲しい物を見つけてくるAIコンシェルジュ。オンラインショッピングにおける検索体験は、商品が多すぎる場合などとても煩わしい事が多いので、そういう負をなくす体験となりそうですね。


・ゴルフEC大手GDOの生成AI活用とは? 対話型AI、バーチャル試着を展開へ

ゴルフ場予約サイトへの対話型AIとECサイトでのバーチャル試着においてAIを活用。商品検索もそうですが、予約サイトにおける対話型AIでの予約はとても便利になりそうですね。希望などを伝えて、ちゃんとその条件に合うところを抽出、推薦してくれると嬉しいですね。


・中国市場にAIを使用した革新的な顧客サービス「DRUNKGPT」が採用 - AI Market

こちらもAIを活用した新しい顧客体験向上のチャットボットです。24時間365日対応のAIスキンケアアシスタントがパーソナライズされたアドバイスと商品推奨を提供するそうで、人間にはできない体験を提供しそうです。こういうものが当たり前になっていくのか、これからどうなるのでしょうか。


・オフラインとオンラインで「お酒っておもしろい」を提案!IMADEYAが取り組む酒屋のOMOとは?

酒販店のいまでやがECに注力し、OMO戦略に取り組んでいるという内容が紹介されている記事です。「人とお酒がつながる」をコンセプトに掲げ、オンラインと店舗(オフライン)を統合し、共通したお買い物体験をお届けできることを目指しているそう。SNSの要素を取り入れて、他のユーザーをフォローできたり、店舗スタッフをフォローすることでお勧め商品の情報をお伝えできるようになるとのこと。いまでやさん、よく利用するのですがアプリをあまり活用できていなかったので、店舗スタッフのフォローをしてみようと思いました。


・どの店舗でも「いつものカットで」を可能に QBハウス、実現目指す

QBハウスではスタイリストの指名制をとっていないために、通常の美容院などで可能になっている「いつものカットで」ができないらしいのですが、今後は顧客カルテをデータで残すことで同じ店舗だけでなく、全国のどこの店舗でも「いつものカットで」を可能にする構想があるそうです。これはQBハウスでなく同じ美容師が担当していたとしても、その人の髪の特徴や過去のスタイルなどを覚えるのはきっと大変だと思うので、そこをデータで補完してより良いカットにつながっていくと面白いですね。


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