XD編集部が気になったCX関連のニュースや記事 #81 (2023/7/28）
XD編集部の柏原です。
今週公開の記事をご案内します。
2020年に『新写真論 スマホと顔』を上梓した写真家・大山顕さんにインタビューしました。
大山さんは工場景観を愛でる「工場萌え」の写真作品や、団地マニアとしても知られています。以前はよくデイリーポータルZに寄稿されていました。私はマンションポエムを形態素解析にかけた記事が大好きです。
今回の取材では、新写真論が出た2020年以降のコロナや戦争やAIといった世界史的出来事が写真に有り様にもたらした影響に伺いました。大山さんはご自身のTwitter（もはやXか）で「新新写真論」と表現されています。
記事を読むと、「いま起こっている世界史的出来事が私たちにどんな変化がもたらすのか？」ということについての自覚は、写真を通してこそやっとなし得るのではないかとさえ思えてきます。
かなりおもしろい記事に仕上がったので、ぜひ読んでみてください。
今週の更新記事
最近のXD編集部が気になったニュース
最近の気になったニュースをお届けします。
・味の素のマーケ改革 インサイト発掘を加速させる研修に初潜入：日経クロストレンド
事業部制から横串での横断組織へと変わった味の素さんの研究に潜入した記事。マスを対象にする製品でも顧客理解への重要性を以前より一段と意識している感ですね。（この記事は2023年7月29日 21:49まで無料登録せずに読めます）
「組織横断型で取り組みを進めて、味の素を、誰よりも顧客のことが分かる会社に進化させていきたい」と語った。 デコムの大松氏は、味の素がそのように変わっていくためには、マーケティング近視眼から大局観の視点を持つことが大事だと強調した。そのためには、「バイアスを壊していく必要がある。プロフェッショナルほど既成概念に縛られてしまうことが往々にしてあるが、それを乗り越えていくことがヒット商品を生み出す鍵になる」
・価値多層社会の実現に必要な哲学思想の構築を目指し一般社団法人 京都哲学研究所を設立 | ニュースリリース | NTT
NTTが京都大学出口教授とともに京都哲学研究所を設立。 プレスリリースに書いてある出口教授のコメントが興味深い。こういう活動をNTTがやるのも面白いが、Techを扱うスタートアップ企業が取り組んでも面白いと思うんですよね。
（出口教授コメント） 哲学は価値の提案の学です。提案する相手は、何よりも人々であり社会です。人々にその声を届けるためにも、哲学はいま再び、社会と向き合い、社会にエンゲージしなければなりません。一方、21世紀の世界は、価値の多元化、多層化をますます必要としています。このような二つの指向性が交わる「場」、哲学と社会を結び、両者の対話の中から新たな人間観、世界観を生み出し、それを世界に発信する「場」として京都哲学研究所は設立されました。世界の人々や研究者が、ここ京都に集い、議論し交流することで、京都発の新たな価値観と知のトレンドを生み出す。それが「われわれ」のミッションであり、夢でもあるのです。
・『Pokémon Sleep』公式サイト
先週公開された公開された『Pokémon Sleep』。寝るだけの単純なアプリですが、質ではなく時間が評価されるというのが、単純でいいですよね。ハックできないというか。
・CX先進企業に3つの共通項 日本企業が注力すべきデジタル戦略視点
adobeさんのCXに関する連載の最新話。「ノーススター・ビジョン」を元に各部門がしっかり連携し、統合された顧客データを活用して向き合うことが大事ですよね。（この記事は2023年7月29日 22:05まで無料登録せずに読めます）
・セブン「レジ袋風」エコバッグのヒットは必然だった!? 有料化から3年、新たなビジネスチャンスを探る
どのファッションにも合うレジ袋風のエコバッグ、面白いですね。どういう部分が人々にとって価値だったのか、考えさせられます。
・カビゴンとメタモンがYogiboに。ポケモンセンターオンラインとYogiboのコラボレーションが実現
日本のリビングで存在感を出してきているYogibo。このコラボは人気が出そうですね。
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