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敗北は割に合わない

僕はゲームがかなり好きな人種です。

と言いましても、長らく遊んでいるデジタルゲームはパワプロ・プロスピ・東方ぐらい。
専らアナログゲーム、それも将棋・麻雀を始めとした「頭脳派」ゲーム達を愛好しています。
(頭脳派なんて言うと少々癪な表現ですが)

勿論パーティーゲームの類も友人家族とやると面白いものですが、頭を絞っている瞬間がこの世で一番幸せですね。
特に初見のボードゲームの勝ち方を探索している時なんて最高に楽しいです。

しかし、ひとつだけ難点がありまして。
「ゲーム」にはほぼ必ず「勝敗」が発生します。
これがなかなか割に合わない制度なんです。

友人等と話しながらやる分には構わないんですよ。勝ったら嬉しいし、負けたら悔しい。素晴らしい話です。
時には色々賭けたりしますが、友人同士だから後腐れないし、勝敗もその場限りのこと。

ところが昨今は、オンラインで将棋や麻雀が出来るじゃないですか。
わざわざ道場や雀荘に出向かずとも好きなゲームを楽しめる、それは非常に喜ばしいんですが…。
「勝敗」が心底苦痛な要素になるんですよね。

相手の人となりがわからない、ただそれだけの変化なのに、「勝利」の喜びは矮小になり、「敗北」の苦しみは甚大なものとなります。
全然割に合わない。
たぶん僕はオンラインゲームで9割勝ててもなお満足できないと思います。

特に不運が重なって負けた時など最悪です。
オフラインなら感想戦でもしながら「不運なりに出来ることはなかったか」と前向きな検討が出来るのですが、オンラインはその真逆。
対局を微塵も振り返ることなく次の対局へ進むこともしばしば。

何が僕をそうさせるのかわかりませんが、自分の振る舞いのせいで1ゲーム毎の内容が相当薄くなっているように感じます。
当然だんだん頭も使わなくなり、そういう日はダラダラと黒星を積み重ねて終わってしまいます。

まあ元を正せば技術がないのが悪いんですけども。
ミスター三冠王・落合博満氏も言ってました。
「巷で言われる"スランプ"の大半は技術不足が原因だ」
みたいなことを。

書いてて思い出しましたが、そういや
「"精神的スランプ"の根本問題は、結局食事や睡眠といった基本的なこと」
とも言ってましたね。
確かに睡眠の質が悪かった日は大抵頭の回転も遅く感じますが、うーん。

何にせよオンラインで戦うゲームはちゃんと勉強しなきゃダメですね、精神衛生的に。
正直将棋も麻雀もフィーリング9割でやってるんで、詰将棋も何切る問題も全然できないと思います。

こりゃ絶対性格矯正より実力付けた方が早いっすね。
気が向いたらnoteにも勉強した内容を投稿します。

てことで、負けず嫌いを克服するには負けないことが大事です。
簡単な話だ。

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