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今年は超巨大ロケットの打ち上げが見れる予定! NASAのSLSとスペースXのStarship

お久しぶり、shun吉です。久しぶりにnoteに登場しました。しばらく、いなくなりましたが、それだけ大学生活が充実していたのです。一昨年前は、多くの方に読んでいただいたり、フォローをしてもらい、それが活力になっています。今は春休みに入ったので、まあ少しゆっくりしているところです。

「ゆっくり」とは言っても、私の興味ある宇宙開発・宇宙ビジネスは日々進歩しており、大変楽しく情報収集・発信をしています。有人宇宙飛行や衛星コンステレーション、惑星探査など日々多くの情報が流れ込んできます。

これは単なる私感ですが、今年注目していただきたいことは2つ。

① アメリカが主導する「アルテミス計画」1回目のミッション「アルテミス1」
②スペースXの「スターシップ」軌道飛行試験

今年は、超巨大ロケットがお目見えします。

SLS(Space Launch System: SLS):NASAが開発する超巨大ロケット。全長は98mから111mで、打ち上げミッションの目的によって変化します。アルテミス1で使用されるのは、「Block 1」と呼ばれる形態で98mとなります。ロケット の先端には、月や火星へ宇宙飛行士を運ぶための有人宇宙船「オライオン宇宙船」が搭載。すでにロケット の組み立ては、NASAのケネディー宇宙センターにあるVAB(垂直統合施設)で実施されました。後は、発射台へのロールアウト(組み立て施設から射場への移動)を待つのみです。NASAの発表では、3月以降にロールアウト、4月もしくは5月以降に発射と計画しています。

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Credit: NASA

Starship(スターシップ):アメリカの民間企業スペースXが開発する宇宙船。スターシップは、ブースター「Super Heavy(スーパーヘビー)」と一緒に打ち上げられます。2つを合わせた全長は120mで、これは前述したSLSや1970年代にアポロ計画で使われた「サターンV」ロケットの110mを上回ります。つまり、これまでに開発されたロケットの中で最長となります。主に、月や火星への有人飛行、月面着陸、物資輸送、二地点間高速移動(地球上に2つの場所を結ぶ、飛行機の超高速版)などに使用されます。前述した「アルテミス計画」では、月着陸船としてNASAに選ばれており、宇宙飛行士を月面に降り立たせる役割をします。また、日本人の前澤友作さんが乗り込み、月旅行へ行くのもスターシップです。

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黒い機体が「スターシップ」、下側にある銀色の機体が「スーパーヘビー」

Credit: SpaceX

簡単な説明を書いてみました。2月3月あたりに、SLSとスターシップの長編の解説記事を書きたいなあと思っています。

実は日本時間2月11日11:00から、スペースXのCEOであるイーロン・マスク氏による「スターシップ」の報告があります。このイベントに際して、スターシップは、スーパーヘビーと結合されました。

今回の組み立て、ちょっと素敵な写真やSF映画のようなシーンがあるので、海外の宇宙ファンのツイートを埋め込みました。きっとその大きさとスケールに驚くでしょう。

僕はJohn Krausさんの写真がいちばん好きですね。。

↑イーロンの会見は日本時間11:00から。アップデートと最新情報が出たら、まとめる予定です。

Credit: Space X 各写真のリンクは、埋め込んであります。

扉写真Credit: SpaceX
https://www.flickr.com/photos/spacex/51370391111/in/dateposted/

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