転職活動って企業側から見てどうなのって話を、中小企業の人事担当がしよう
オレは人事の担当もしている。
そしてちょうど今、中途採用の最中だ。
ということで今日は、企業側から見た転職活動について書こう。
求人の倍率は高い
ウチの会社は名もなき中小企業だが、それでも中途採用の募集をすると結構な数の方が応募してきてくれる。
具体的に言うと、1名の求人に対して2~3週間で20~50人ぐらいの応募はある。
営業でも、設計でも、製造でも、経理でも、どんな職種であれそうだ。
ちなみに、求人は大手の人材紹介会社(リクルートキャリアやパーソルキャリアです)とIndeedを使っている。
成果報酬か、無料だからな。
自分からスカウトするようなやつもあるが、あまり使っていない。
ウチのような中小企業だとスカウトメールをしてもほぼムシされる。
現実はそんなもんだ。
立派な経歴の人も多い
応募が多いだけではなく、優秀な方も多い。
経歴がね。
東大、京大、早稲田、慶應のような有名大学を卒業して、大企業勤務経験のある、いわゆるエリートの人が結構いる。
あくまで書類上のことではあるが、なんだかんだよく見えてしまうし、実際会っても明らかにまともな人が多い。
常識があるとか、ウソつかないとか、そういう意味でね。
いやね、経歴がちょっとあれな人の中には、そういう人が結構多いのだ。
また、ルーチン的な仕事はもう間違いなくできる。
勉強ができるってのはそういうことだ。
年齢は30代後半以上の人が多い
とはいえ、若い人はまだまだもっといい転職先があるのか、あまり応募がない。
30代後半以上の方が多いね。
70近い方なんかも来る。
20代から30代前半は珍しい。
今、やっている求人でも一番若い人が33歳で、しかも面接に呼んだら音沙汰がなく来なかった。
何が言いたいかと言うと、30代後半以上の転職はめちゃくちゃ厳しいということだ。
ウチレベルで倍率が何十倍なのだから、大手や人気企業だともっと厳しいだろう。
じゃぁどうやって転職すればいいかという話を、次回しようと思う。
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