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会社の飲み会は必要ない!中小企業の役員であるオレがそう言い切る理由を、具体的に説明しよう

会社の飲み会。
行きたい人も行きたくない人もいるだろう。

それはともかく、オレは中小企業の役員として「会社のために飲み会をするなら、そんな必要はない!」と断言する。

理由を説明しよう。

会社で飲み会をしても、業績には影響がない

会社の飲み会というと、仕事では話せないことや、普段接点が少ない人と話して、会社でのコミュニケーションを円滑にして業績を上げようと、まぁそんなのがよく言われる飲み会をやる理由かと思う。

だがオレの経験上、飲み会をしてもコミュニケーションは特に円滑にならない。

人間、仲良くなる人はなるし、ならない人はならない。
飲み会をしてもしなくても、変わらない。

接点があってもなくても、何となく感じるものがあるのか、ある人とは自然と仲が良くなり、ある人とは何となく距離を置いたりする。
飲み会で強引に話す機会を作ったところで、分かり合う人は飲み会じゃなくても分かり合うし、分かり合わない人は飲み会で話したところで分かり合わない。
経験上、そういうものだ。

なので、会社の飲み会をしようがしまいが、会社の業績には何の影響もない。
いやむしろ、悪い影響のほうが大きいというのがオレの見方だ。

会社の飲み会が、業績を悪化させることもある

まず、会社で飲み会をしてその経費を会社が負担したとすれば、確実にその費用の分、会社の業績は悪くなる。

金額としては微々たるものではあるが、損であることに変わりはない。
ちりも積もれば山となるので、バカにはできない。

さらには飲み会をしたことで、会社の人間関係が悪化し、結果として業績が悪くなることさえある。

よくあるのは、酒癖の悪い人がだれかに絡むようなことだ。
飲み会の席でパワハラ、セクハラめいたことをされ、「もうあんな奴の言うことは聞くか!」「あいつとは話さない!」となり、業務に支障が出る。

あるいは、飲めない人にムリに飲ませ翌日休むことになり、一日分の人件費がムダになるなんてこともある。

飲み会をすれば、飲み会分の経費がかかる。
しかも、飲み会をしても特にコミュニケーションが良くなるわけでもなく、むしろ悪くなる可能性がある。

正直に言ってしまうと、「会社の飲み会なんて百害あって一利なし」だとオレは思っている。

だがそれでも飲み会は開催されてしまう…

だが、飲み会は行われる。
どんなに止めても、行われる。

まず、自分が出世してわかったが、偉くなると飲み会というのは気分がいいのだ。

なんだかんだ、みんなに気を使われる。
媚びを売られてるのかもしれないが、上手いこと持ち上げられたりもする。

だから偉い奴ほど、何かと理由をつけて飲み会をしたがる。
みなさんの会社にも、そういう上司はいないだろうか?

あと、偉くなくても好きな人は好きなんだよね。
何が楽しいのかわからんけど、飲み会なんて友達とすればいいと思うのだけど、会社の飲み会がしたくてしたくてたまらない人がいるらしい。

そういう人が何人かいて、しかも未だに残る「飲みニケーションは大事」的な常識(?)を盾にされると、飲み会は開かれてしまう。

ま、行きたくない人はテキトーに理由をつけて断ろう。
オレはもちろん、会社の飲み会などほとんど行っていない。

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