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「なぜ?」が心を楽にする。


前回の記事で、自分の信じている価値観や思い込み(ここでは観念と呼びます)を変えれば、どんなネガティブな感情(怒り、憎しみ、悲しさ、不安、恐れ、寂しさ、etc..)も解消して、ポジティブな感情に変えていくことができるとお伝えしました。

ネガティブな感情を手放し、穏やかに生きる方法


今回は、ネガティブな感情の元となっている観念を信じるのをやめて、ネガティブな感情を手放すためのテクニックをお伝えします。


自分の信じている価値観、観念に対して「なぜ(私は)〜と信じるのか?」と問う

例えば、あなたが「休むことは悪いことだ」という観念を信じていたとします。

「休むことは悪いことだ」と信じて生きていると、上手に休むことができずに働き過ぎてしまったり、休んでいてもどこか罪悪感を感じてしまったりして、心を落ち着かせることが難しかったりします。

そのような場合は、「なぜ(私は)休むことは悪いことだと信じるのか?」と自分に質問してみてみます。

※質問することで恐れなどの感情が出てきたりとかするかもしれませんが、感情が出てきたら(前回の記事で書いたように)リラックスして受け入れて感じてみてください。そうすることでスムーズに観念を掘り下げていくことができます。



そうしたら、「周りがそう信じてきたから」とか「家族がそう信じてきたから」とかそういった答えが出てくるかもしれません。



ですが、家族や他人が何を言ってきても何を信じていても、あなたが同じことを信じる必要はないですよね?



ネガティブな観念や感情を手放す上で一つポイント重要なポイントは、自分の信じているネガティブな観念に対して、心からばかばかしい、おかしい、と自然に思えたときに、自動的にその観念を信じなくなるということです。(あくまでも自然に、心からというのがミソです。)



ですので、自分の信じているネガティブな観念や偏見に対して、「なぜ〜と信じるのか?」や、「それは本当なのか?」など、いろんな観点で検証してみてください。そうすれば自然とそれらがばかばかしく思えて信じなくなり、ネガティブな感情も消えていきます。



ちなみになんですが、僕も「休むことは(ちょっとだけ)悪いこと」だと信じていたので、自分になぜそう信じるのかと問いてみたり、自分と対話してみました。

「なぜ休むことは悪いことだと信じるの?」

「周りもそう信じてる(と自分は思ってる)から」

「なぜ周りも信じてるからという理由で自分も信じるの?」

「周りと同じ方が安全だから」

「なぜ周りと同じ方が安全だと信じるの?それは本当なの?休めなくて苦しんでいるのなら安全じゃないじゃん。」

「確かに。」


と、こういった会話を繰り返しているうちに、休むことは悪いことだとか周りと同じ方が安全というのはおかしい、筋が通らないと気付きました。



ネガティブな観念というのはほとんどの人がたくさん持っていています。手放せば手放すほど楽に生きれたり、自由さやパワフルさを感じれます。手放す方法はたくさんありますので、自分に合った方法を見つけ、毎日手放すための時間をつくってみてはいかがでしょうか?




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