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牛乳屋さん🐄の話

今日セミナーに行ってきました。
感じた事を忘れるので、書いておきます。

セミナー講師は、牛乳屋さんでした。

創業当時からすると2万件あった牛乳屋さんが、
5千件に減っているそうです。
先代から「人の為」と貧しい家庭に牛乳を配っていたそうです。

無料か、安くかはわからないですけど、
だから、会社の業績は悪くなっていくばかり。

何とか現在まで営業していると、
「先代に大変お世話になったんよ」と言われるそうです。

そういう「種まき」が必要なのは、頭ではわかります。
でも、変化の速い現在では、結果が出るまで待てないんですよね。

2年、3年後、さらに結果がいつ出るか予想できない状況なんか、
待てないっていう感じです。

「現代は、生き急いでいるんだな」と実感します。
だから、「人の為」と好意で行えるってすごいですね。
その人も生活があるはずです。

自分の事よりも周囲の人の事を考えられるように、
少しだけ意識してみようと思います。

同い年の奥さんが、半身不随になったそうです。
でも、奥さんは前向きでリハビリを頑張ってしたそうです。

「障害者の希望の星になる」と登山をしたそうです。
補助をして貰いながらですが、無事下山出来たそうです。
逆に夫が元気を貰っているそうです。

普段、何気なく生活していますが、
「普通に生活できている事は、幸せなのだな」と痛感しました。

自分の親が、
「高齢ながらも普通に生活できている」という事に
「当たり前ではないんだな」と感じました。

会社と家との往復で、同じ人にしか会っていない。
同じ人と会っていると、考え方が変わらない。

会社と家の往復というのは、よくあることですね。
自分もそうかもしれません。

でも、意識すれば、少し寄り道して帰るとか。
久しぶりに友達と会おうとかしますよね。

親子の関係が、自分と他人との関係になる。

これは、奥が深いですね。
考えてみると、「なるほど」と思いますが、
なかなか気付かないです。

最初の人間関係は親です。
親を見て育ちます。
親子のコミュニケーション、行動、考え方が、
そのまま他人とのコミュニケーション、行動するときに現れる。

その人の土台みたいなものでしょうか。

成長するに従って、いろんな人から影響を受けて、
少しずつ変わっていく。良い方にも、悪い方にも。
変わるなら、良い方に変わりたいですよね。

いろんな気付きがあるセミナーでした。