成功体験には２種類ある？！
あなたは、成功体験を聞かれたらどんな話をされますか？
仕事で成果を出した話
プライベートで目標達成した話
何かの大会で優勝や上位入賞した話
ここに挙げた例は、世間一般で言われる成功体験です。
私自身も成功体験を聞かれたら、目標の予算を達成できたこと、コーチングで得られた成果、USJで造形制作に携われたこと、などを話していました。
CliftonStrengthsの結果から出てきた上位資質をどんな風に使って成果を導き出しているのか？ それを解明するときも成功体験を聞きます。
でも・・・
なんかシックリ来ない。
芯を捉えた感じがしない。
上記の成功体験では、「○○さんのお陰です」「運が良かったんです」みたいなことを仰る方が少なくない。要は私ひとりの成果ではありませんという
ニュアンスを含んでいるのです。
確かに、そうかもしれません。
けれど私はもっと解像度を上げたいと思ったんです･･･。
そこで、困難な状況から這い上がった体験を聞いてみることにしたんです。
その背景にはCliftonStrengthsの資質が生きるためのサバイバル能力なのではないかと思っていたからです。
這い上がり体験を話してもらうと、さっきのような「○○さんのお陰です」「運が良かったんです」がほぼ出てこなくなったんですよ。
不思議でしょ？
恐らく、誰にも助けてと言えないから、運にも見放されたような状況だから窮地に陥ってるわけです。そんな状況では自分の力で這い上がるしかなく、自分の持てる能力が全解放されるのでしょう。
２種類の成功体験
この這い上がり体験を私は「生存的成功体験」と名付けました。この生存的成功体験と対をなす表現として、冒頭のような成功体験を「社会的成功体験」と呼ぶことにします。
このように成功体験には2種類存在していて、両方の成功体験を言語化することで自分の特性をより明らかにすることができます。
CliftonStrengthsは34個の資質によって他に類を見ない複雑なアセスメントであり、だからこそ詳細に解き明かすことができます。CliftonStrengthsは自己認識を高めるのに最適なアセスメントだと私は感じています。
自己探究の旅はつづく・・・
Insight Journey continues・・・
Vol.0966／2023年11月22日に配信したメルマガを加筆・修正したものです。本号では他に「宇宙社会学」「2024年の準備」についても書いてます。メルマガにご登録いただければバックナンバーをお読みいただけます。
ともつま編集長の編集後記はお休みです。
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