【活動報告書07】360度カメラによる「水辺まちづくり(水都大阪)」撮影企画書作成
6月~7月にかけて、
・360度カメラによる撮影方法
・アプリ「WHERENESS」の利用方法
・動画編集方法(DaVinci Resolve)
について学んできました。
【活動報告書07】では、ゴール(最終報告書)を意識しての「水辺のまちづくり(水都大阪)」撮影企画書を作成します。
8月からの具体的な撮影活動の場所を特定します。
「水辺まちづくり(水都大阪)」撮影企画書は、ノダさんに作成していただいた「水辺まちづくり企画書」に基づきます。
1.「水都大阪」の歴史:なぜこのような街になったのか?
「水都大阪」の成り立ちについては、概要を「活動報告書06」にまとめました。
中でも、豊臣秀吉による水都大阪の形成が、大阪の都市計画と水運の発展に大きく貢献していると筆者は考えます。
ここで、秀吉による水都大阪形成の事業概要を挙げます。
1-1.東横堀川の掘削
1585年、秀吉は大阪城の防衛と都市の発展を目的として、東横堀川を開削しました。
東横堀川は、大阪城の外濠として機能し、同時に物流の重要なルートとなります。
1-2.太閤下水
秀吉はまた、都市の衛生環境を改善するために「太閤下水」と呼ばれる下水道システムを整備しました。
太閤下水により、都市の衛生状態が大幅に向上し、住民の生活環境が改善されます。
1-3.堀川開削による商業発展
秀吉の時代には、多くの商人が堀川の開削を許可され、物流の効率化が図られました。
堀川開削により、大阪は「天下の台所」として全国から物資が集まる商業の中心地となります。
以下、主な堀川を挙げますと、
1-3-1.道頓堀川
1612年に安井道頓が、私財を投じて開削を始め、1615年に完成しました。
これにより、南北の物流がさらに活発になります。
1-3-2.土佐堀川
豊臣期に開削され、商業活動の中心地として機能しました。
1-4.360度カメラで表現するには?
上記内容を360度カメラで表現するために、
・大阪城(外堀):秀吉築城
・東横堀川(公儀の堀):秀吉建設
・道頓堀川(民間出資の堀):浪花商人の心意気
に関する静止画、動画を掲載します。
2.個性的な街:水と街との調和
2-1.水面の反射、潮の満ち引きなど、自然と共存する街の美しさ
潮の満ち引きを利用して、水質浄化を図っている
・東横堀川水門
・道頓堀川水門
に関する静止画・動画を掲載します。
2-2.人々を惹きつける個性的な観光地として
個性的な観光地として、
・とんぼりリバーウォーク(道頓堀川沿い)
・キャナルテラス堀江(道頓堀川沿い)
・吉本なんばグランド花月(道頓堀川から近く)
・2024天神祭:船渡御・奉納花火(大川)
に関する静止画・動画を掲載します。
3.水上交通:特異な日常のリズム
3-1.観光船
大阪市内には、一本松海運株式会社をはじめとした様々な観光船が、大阪市内の川を梅を航行しています。
3-2.通勤・通学船
大阪市内には、江戸時代から残る渡しが8か所あります。
通勤・通学・買い物など、主に日常生活に利用されています。
4.人々の暮らし:日常の中の水の存在
4-1.水と共にある人々思いをインタビュー
東横堀川沿いに「β本町橋」という施設があります。
「一般社団法人水辺ラボ」が運営しています。
「β本町橋」の役割は、
・東横堀川沿いに、にぎわいの拡大
・地域の活性化
・水都大阪の魅力向上
です。
代表理事をはじめ女性スタッフ中心に事業展開をしています。
ここのスタッフに依頼して、水との関わりについてインタビューをする予定です。
4-2.水と深い関わりを持つ食文化
・法善寺横丁にある夫婦善哉
・タグボート大正
・川の駅はちけんや:大起水産
5.防潮堤:街を未来につなげるための防災技術
5-1.3大水門
・安治川大水門
・尻無川水門
・木津川水門
5-2.毛馬排水機場(けまはいすいきじょう)
6.まとめ
以上で、360度カメラによる撮影地点が決まりました。
大阪城(外堀も含める)〇
東横堀川〇
道頓堀川(安井道頓功労碑)
東横堀川水門〇
道頓堀川水門
とんぼりリバーウォーク
キャナルテラス堀江
吉本なんばグランド花月
水上バス(観光船)
渡船場(通勤・通学船)
2024天神祭:船渡御・奉納花火(◆7月取材済)〇
β本町橋
川の駅はちけんや「大起水産」〇
タグボート大正
法善寺横丁「夫婦善哉」
安治川大水門
尻無川水門
木津川水門
毛馬排水機場
となります。
上記施設、建物、店舗を8月~9月中に撮影します。
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8.筆者プロフィール
9.有限会社エクセイト研究所
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