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#39.涼しい夜に授精。自家繁殖の強み2

ニンジャと一緒に宮崎駿映画の「君たちはどう生きるか」を観てきました。
最初から最後まで意味わかりませんでした。
でもすごいのはわかる。物語というよりかは芸術って感じ。

友達曰く今までのジブリの作品要素がたくさん入っていて、総まとめ的な映画だと言っていました。
話してみると確かに要素はわかる。
けど結局何を伝えたいのかは本当にわかりません。
でもそれを話あったり、考えたりすることが楽しい。
人生に深みをくれる映画や本は最高です。

どなたかたかはしと感性を共有してください。


浜中町もしっかり熱い

昨日は浜中町でも30℃越えの気温になりました。
関東や九州の人からしたら大したことないかもしれませんが
普段涼しい北海道なので30℃はだいぶ熱いです。
湿度もあって牛舎の牛たちはハァハァしてる。

本州の農家さんたちも暑い時期の授精は全然受胎しないと言っているか多が多いです。
北海道でも近年では暑熱対策が問題となっています。

うちの牛舎も暑熱対策は万全ではありません。
BOSSでも暑さで受胎率落ちるらしい…

暑さと繁殖

そもそもなんで熱いと受胎率が落ちるかです。

BOSSは直検で牛の体温の高さから「これは付かないな」って感じるそう。
牛の体温意識して直検してみよう。

牛の体温が高いと授精後精子が体内で痛むのが早いらしいです。
卵と巡り合うまでに種が死んじゃうことで受胎率が落ちるということです。


対策

授精の受胎率は下がりますが、移植はあまり問題ないそう。
出来上がってる受精卵は体の暑さも問題ないそうです。
そうなるといい黄体を作ってもらえるようにアプローチが変わってきますよね!
いい黄体を作る方法はまだわからないからあとで聞きます笑
授精と移植の割合を変えることと、授精を夜にずらして行って暑さ対策をしています。

浜中町は朝夜は15℃‐20℃くらいになるので理論的にはこれで解決しそうですよね。
研究として出てると思うけどデータとして数で見るのおもしろいかもしれないですね。

BOSSに言ってみよ。


自家繁殖だからできることって結構多いと思います。
でもそれも``今は‘‘だと思います。
コンビニが24時間営業になったり、娯楽施設が24時間営業になったりするのと同じで、需要と供給が成り立てばいいだけですからね。
もうやってる授精師さんいると思うけど…

こうやって考えながら仕事できたら将来に繫がるな!って話でした。


暑い日はアイス!
浜中ミルクが原材料のハーゲンダッツ食べてください!



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