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#29.転職をして得た感覚。数字や長期的目線

万波中正の登場曲がかっこよい。
万波中正とよく似合うんだわ。かっこよすぎ震える。
ジャズサックスにはまりそうなたかはしです。


今日は北海道にきて酪農に従事して得た感覚やスキルについてです。


数字や結果を強く意識する酪農

前職は入居型の施設で介護士をしていました。
毎日のタスクをこなし、成績や結果という概念はあまりありません。
強いて言えば事故が少ないとか、家族からの評価が高いとかです。
酪農は反対に数字や結果が強く意識される仕事ですよね!

それにアプローチ次第で経営ががらりと変わり、
働いている側の意識も自分たちで行っているという感覚が強いと感じています。

例えば一人のおばあちゃんのケアの方法を変えても、
変えてないときとの比較が難しく、何かに挑戦したり、工夫すること自体が難しいです。

現場の責任偉い人たちの比重も難しく、
失敗するよりは安パイを重視する感覚が強い気がします。
※たかはしの感覚です。



長期目線

仕事の方法や工夫などがすぐに出ないことが多いと思います。
これは酪農以外の仕事や業界もそうなのかもしませんが、
自分たちが管理している範囲のものに対すること、
正直に反応する牛なので結果がより見えると思います。

そのうえエサの事や、機械の事や乳価のことなど、
規模感が大きいのでより長く見ないといけないなと思います。

1頭につき5㎏のエサをあげているとして、5頭違うと25㎏も変わりますよね。
1㎏50円と仮定して、1日1250円。1ヶ月37500円。1年で45万円変わります。

1日のエサ代が1000円だと仮定して、21日の周期を一回逃してしまうと、
約2万円変わります。
空胎期が伸びれば伸びるほどマイナス掘っていきますよね。

その瞬間瞬間はめんどくさかったり、細かいことでも
あとから響いてくることたくさんありますよね。

数字で考えたらより明確になるため、
細かいことや多くのことに気を使わないといけないと感じています。



いつか完璧な授精ができてればいいでしょ!って話

付かなかったことを悔しがって、
言い訳をしてもついてないものはついてない。

意味なく悔しがるより、その失敗を
いかに成功につなげられるかが
技術向上のカギと感じています。

なので授精後は毎回感覚も記録しています。
「子宮が右寄りだったけど左手の操作と右手操作のバランスを考えて
うまく授精出来た。」など。

今年のうちに授精ができるようになってても、3年後にできなくなってたり、やめてたりしたら意味ない。

本質的に自分の技術にするために、ゴールは焦らずに、繁殖の技術も長期で見て、どっかでちゃんとできるようになれば良いかなと思います⭕️


おすすめのジャズバンドや演奏者がいたら教えてください。
渋くてかっこいいのがいいです。



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