みなもすなるChatGPTというものを
ChatGPTが新バージョン(ChatGPT-4o)になったと聞き、そろそろちゃんと本格的に触ってみるかと思って、ついに課金をしてみました。なんと月額20ドル。ぎょえーー。
いや、AIと仕事の関係とかうんぬんを時々江草も偉そうに語ってるくせに、全然AI触ってないのもなんなので、みんなが普通に触るぐらいには触っておこうかなと。
あと、実際に江草が苦手とする図表作成とか(絶望的な美術的センスなのです)、文章の清書とか、そういうのが楽になったら生産性向上にいいかもしれないという、まっとうな(?)狙いもあります。(文末注)
以前もBing chatの画像生成で遊んでた回がありましたけれど、その延長線の試みといえばそうですね。
今回は課金したのでガチですよ。(元取りたい)
参考書としてはこちらを用意しております。
ネットで評判だったので、とりあえずしばらくこれに従って色々やってみようかなと。(とはいえ、この書籍ですらすでにバージョンアップで若干内容が古くなってるおそれがあるかもです。AI界隈の変化は早すぎて困る)
とはいえ、順を追って色々やるよりもまず、自分でおもいつくままに適当に使ってみるところからやりますか。新しいおもちゃを手に入れたら、説明書も読まずに適当にガチャガチャして遊ぶものでしょう(でしょ?)。
とりあえず、思いついたのは記事を要約してみてもらうこと。
Webブラウジング機能が使える(無料版にも開放されたみたいですが)のでURLを教えて要約してもらうことが可能と。
まずは江草のnoteで最大アクセス数のこの記事の要約をやってもらいましょう。
……ぽい!
書いた本人なのに、ぶっちゃけ細かいことを忘れてしまってたのですが「確かにそういう話でしたわ」と納得の要約です。これがすぐに出力されてくるのに驚くとともになんだか怖い。
もういっちょ。アクセス数第二位の記事。(江草から要約を依頼するプロンプトは上と同様なので省略)
……ぽいぽいぽい!
執筆者自身がまとめようとしてもこんなにスッキリまとまらないと思うので、もはや悔しい。
勢いで第三位の記事も。
ぐぬう。やりおる。
情報量が少なめのもともと短い記事(1000字)にもかかわらず、わりとポイントをついてまとめてくるのう。
ついでに、冒頭に挙げたNHKの記事も要約してもらっちゃいますか。
さすが無難なまとめ。
確かに、ここまで無難なまとめがサクッと出力してもらえるなら、特にこだわらなくていい要約(Abstract)の作業の時はChatGPTでも構わないなあという気はしますね。
ここで、もしかして記事の英訳もサクッとしてくれるんだろうかと思って、さきほど要約してもらった中では短めなこの記事の英訳を頼んでみました。
冒頭で「おお、雰囲気でてるぞ!?」と思ったものの、全文英訳でなくって、なんかすぐにまとめに入っちゃってます。逐語訳ではない感じですね。
何回か追加で手を変え品を変え尋ねてみたのですが、一発で全文訳してもらうやり方はすぐには分からず。要研究ですな。(テキストファイルでアップロードするのが正統なのかもしれない)
……と、こうやって記事の要約やら何やらで遊んでるうちにすぐに時間が経ってしまったので、今日はこのへんで。
本命である図表作成のステップに全然いけてないし、GPT-4oの売りである音声会話も試せてないという段階ですが、あしからず。
とりあえずChatGPTに課金してはしゃいでましたよという報告でした。
注
もしかすると「生産性向上」と聞くと眉をひそめる方も多いかもしれないなあと思って補足。江草自身も普段の記事でわりかし世の「生産性向上」志向
に批判的な態度を示してますしね。
ただ、それは外部から強迫的に「生産性を上げろ」と圧力をかけられるのが問題なのであって(しかも往々にして本質からはずれた謎の数値目標が掲げられる)、自分自身で自発的に生産性を上げようとする行為は別というのが江草の立場です。
自分で好んであれこれ「こうしたら楽ちんなんじゃないだろうか」と工夫したり試したりすることに、意義はあるし、何より楽しいんですよね。子どもたちを見てても、いかにしてうまく目的を達成するかの試行錯誤に常に熱心だし楽しそうなので、創意工夫自体は人間の愛すべき性かなあと思っています。
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