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私立文系的視点から四工大の穴場を開拓してみる

再三、成成明学獨國武の穴場は獨協、日東駒専の穴場は日大と書き続けてきた私ですが、私立文系の穴場をまた1つ開発しました。なんと今回は四工大から紹介します。東京都市大学です。

ちょっと待って、東京都市大学は旧称・武蔵工業大学で理系大学だから文系には無理でしょ!?と思うかもしれません。
昔は理工学部の単科大学でしたが、私が現役受験生の頃に環境学部ができ、現在では理系が主体でありつつ、文系的学部があり文系受験科目でも入れる総合大学になりました。

ここでちょっと合格最低点を見てみましょう。文系科目で受験できて、かつ世田谷にキャンパスがある人間科学部を例にとります。

メイン入試の前期で99/200点、中期・後期は82/200程度と4割強で合格できます。入試科目は、英語、現代文、数学(2Bまで)から2科目ですので、文系の皆さんは英語と現代文ですね。
しかも前期と中期は英検利用も可能。「でもどうせ2級以上なんでしょ。そんなの偏差値40台の私では無理」という方も安心。英語のハードルはかなり低めです。

CSEスコア1728点(準2級)で50点もらえるわけですから、中期の場合、現代文で32点取れば合格できる計算です。
そもそも英検なんて持っていなくても、現代文(正直易しめです)で60点取れるなら、英語の4択問題を当てずっぽうするだけで85点近くいくので合格点に届きます。日東駒専はおろか平均的な大東亜帝国よりも入りやすく、私がおすすめする日大国際関係学部と同じぐらいでしょうか。

東京都市大学のよさは四工大の一角で世間的イメージが良いこと、日東駒専よりも一段上な印象を受けること、理系の印象が強くて勝手に優秀と思い込んでくれるなどが挙げられます。
伝統ある大学ですので研究のレベルも一定程度に達し、東急グループの大学ですので就職も同偏差値帯の中では強いものがあります。日大国際関係学部の三島や生物資源科学部の藤沢よりも立地がよく、埼玉県や千葉県の東京寄りからでも通学が十分可能です。

偏差値40台前半~中盤組が獨協、都市大、日大国関・生物資源、東洋二部を受験して合格する可能性は相当あり、チャンスが拡がっています。ちなみにタイトル画像は私が受験したものですが、英検利用+国語満点(少なくとも95点)で合格しました。

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