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日大開示で判明した事実

5月1日は日大の得点開示の日です。
今年どこにも案内がなかった気がしますが、請求しなくてもマイページにログインすれば載っていますので是非見てみてください。なお、開示は不合格者だけですので、合格した学部の分は見られません。

N方式など複数学部が受験できるものでは、当然同じ素点のものが適用となるわけですが、同じ受験科目の学部でもいわゆる標準化得点が異なることがわかりました。すなわち、学部ごとに集計していることになります。

当然ですが、受験者のレベルが高い学部ほど自らの標準化得点が下がります。ゆえに、A学部は150点で不合格、B学部は140点でギリギリ合格だからあと10点取ればA合格も受かったのにという理屈は通用しません。
とはいえども、上位学部と下位学部で2~3点の差分しかなかったので、10点足りないのであれば13点あれば受かったと思ってもよいかもしれません。

ちなみに東洋は偏差値換算なので、およそ合格最低点×1.2の素点が必要ですが、日大は標準化得点なのでおよそ合格最低点×1.1で足ります。
つまり、日大N方式で言えば、2科目で入りやすいスポーツ科学部は最低点106点なので素点117点ぐらい、3科目で入りやすい生物資源科学部だと最低点135点なので素点150点ぐらいは欲しいところですね。

でも、2科目素点6割、3科目素点5割と考えればそこまで激戦ではないし、N方式ではなく個別入試のA方式だともう少し難易度が下がってくると考えれば河合塾偏差値40台後半~50台前半の受験生は十分射程距離に入ります。しかも2科目といっても英語+選択なので国語苦手な人は地歴公民で稼いでもいいのです。以前書いたように、英語37点、政経80点(国語33点)で受かると思えば希望に満ちてくるはずです。

画像は得点開示画面ですが・・・ううっ、あと1点!
ド文系にもかかわらず今年は6勝中2勝が理系学部で、いやー理系3勝目欲しかったですね。

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