見出し画像

在宅勤務の注意点【バブルアゲイン!?】

多くのサラリーマンが半強制的にやりはじめたテレワーク。
中高年の皆さんは、懐かしい何かを思い出したのでは?

新型コロナのおかげで多くのサラリーマンが、
業種を問わず、職種を問わず、取り組み始めた
テレワーク、在宅勤務。

今までは、やらずに、やる前から、やたらと課題をあげ、
無理だ、出来ないと言っていたが、
やり始めたら、
「結構いけんじゃね?」
私の周りでは、そんな意見が多い。

当初は到底無理だろう、と言っていた技術者仲間たちも、
「ものすごく集中できる」
「データ解析がはかどる」

「途中で邪魔が入らないから思考する時、創造業務は在宅のほうが良い」
など好意的な意見が多い。

そんな中、在宅勤務の課題が見えてきた。
それは、集中しすぎて仕事をやり過ぎてしまうことだ。

逆に考えれば、普段のオフィス環境は、
創造的な仕事をしたい技術者にとって、いかに邪魔が多いかがわかる。

突然の電話による業務中断。
自分都合だけで呼び出す上司による思考停止。
くだらん事を質問する後輩、部下による時間搾取。
バカでかい声で話すアピール屋による思考混乱。

これらにより、創造的仕事の効率は激減し、
且つ、これらにより脳は疲労困憊するのである。

テレワーカー個人の生産性については、テレワークの実施により、
業務に集中できる時間や機会が増大し、
定型的業務・創造的業務の違いに関係なく、
その状況が生産性の向上に貢献していることがわかった。
三田商学研究 50(3), 105-120, 2007-08,慶應義塾大学出版会
テレワークは単純な仕事ではマイナスだが、
創造的な仕事ではプラスの生産性効果を持つという実験結果
(Dutcher, 2012)

どうやら、私が感じていたことは、学術的にも証明されているようだ。

私は、テレワークで集中している時、何故か懐かしさを感じていた。

「この家での充実感、久しぶりじゃねぇか?」
「そうだ! バブルアゲイン!」

土日勤務は当たり前、リゲイン片手にモーレツに働いていた
あの時の感覚だ!

思い返せば、電子立国日本が崩壊したは、技術者の集中できる場を
奪ったからではないか?

テレワーク、技術者こそ積極活用し、
創造的活動を復活させようではないか!
この事に気づいたのなら、積極活用したいものである。

◆まとめ
技術者こそ、創造的時間が欲しい人こそ、テレワークを実践すべきだ。
オフィス環境が、如何に創造性を阻害してたのかを実感できる。
静かな自宅、自分の書斎での集中は、あの時の懐かしさが蘇る。
バブルアゲイン
もう一度、電子立国日本の復活を!


【本日の名言】
科学やビジネスに進歩をもたらすのは、飽くなき挑戦です。
むろん挑戦にはリスクが付き物ですが、
だからといって、ひるんではいけません。
創造的な挑戦を続ける限り、成功しても失敗しても、
あなたが得るものは大きい。
by 江崎玲於奈

#在宅勤務 #テレワーク #サラリーマン #中高年 #創造性 #技術者 #バブル #電子立国  


よろしければサポートをお願いします。 頂戴したサポートは取材活動費として活用させて頂き、 エンジニア視点での気づきとして記事にて還元させて頂きます。 どうぞよろしくお願い致します。