![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22579802/rectangle_large_type_2_deba2073280b4b0176260384e365f2fb.png?width=1200)
在宅勤務の注意点【バブルアゲイン!?】
多くのサラリーマンが半強制的にやりはじめたテレワーク。
中高年の皆さんは、懐かしい何かを思い出したのでは?
新型コロナのおかげで多くのサラリーマンが、
業種を問わず、職種を問わず、取り組み始めた
テレワーク、在宅勤務。
今までは、やらずに、やる前から、やたらと課題をあげ、
無理だ、出来ないと言っていたが、
やり始めたら、
「結構いけんじゃね?」
私の周りでは、そんな意見が多い。
当初は到底無理だろう、と言っていた技術者仲間たちも、
「ものすごく集中できる」
「データ解析がはかどる」
「途中で邪魔が入らないから思考する時、創造業務は在宅のほうが良い」
など好意的な意見が多い。
そんな中、在宅勤務の課題が見えてきた。
それは、集中しすぎて仕事をやり過ぎてしまうことだ。
逆に考えれば、普段のオフィス環境は、
創造的な仕事をしたい技術者にとって、いかに邪魔が多いかがわかる。
突然の電話による業務中断。
自分都合だけで呼び出す上司による思考停止。
くだらん事を質問する後輩、部下による時間搾取。
バカでかい声で話すアピール屋による思考混乱。
これらにより、創造的仕事の効率は激減し、
且つ、これらにより脳は疲労困憊するのである。
テレワーカー個人の生産性については、テレワークの実施により、
業務に集中できる時間や機会が増大し、
定型的業務・創造的業務の違いに関係なく、
その状況が生産性の向上に貢献していることがわかった。
三田商学研究 50(3), 105-120, 2007-08,慶應義塾大学出版会
テレワークは単純な仕事ではマイナスだが、
創造的な仕事ではプラスの生産性効果を持つという実験結果
(Dutcher, 2012)
どうやら、私が感じていたことは、学術的にも証明されているようだ。
私は、テレワークで集中している時、何故か懐かしさを感じていた。
「この家での充実感、久しぶりじゃねぇか?」
「そうだ! バブルアゲイン!」
土日勤務は当たり前、リゲイン片手にモーレツに働いていた
あの時の感覚だ!
思い返せば、電子立国日本が崩壊したは、技術者の集中できる場を
奪ったからではないか?
テレワーク、技術者こそ積極活用し、
創造的活動を復活させようではないか!
この事に気づいたのなら、積極活用したいものである。
◆まとめ
技術者こそ、創造的時間が欲しい人こそ、テレワークを実践すべきだ。
オフィス環境が、如何に創造性を阻害してたのかを実感できる。
静かな自宅、自分の書斎での集中は、あの時の懐かしさが蘇る。
バブルアゲイン
もう一度、電子立国日本の復活を!
【本日の名言】
科学やビジネスに進歩をもたらすのは、飽くなき挑戦です。
むろん挑戦にはリスクが付き物ですが、
だからといって、ひるんではいけません。
創造的な挑戦を続ける限り、成功しても失敗しても、
あなたが得るものは大きい。
by 江崎玲於奈
#在宅勤務 #テレワーク #サラリーマン #中高年 #創造性 #技術者 #バブル #電子立国
よろしければサポートをお願いします。 頂戴したサポートは取材活動費として活用させて頂き、 エンジニア視点での気づきとして記事にて還元させて頂きます。 どうぞよろしくお願い致します。