見出し画像

事を為したいなら認知を奪いに行け!

心震える気付き477

如何にして、その商品を認知してもらうか。
如何にして、人々の認知を奪うか。
現代社会では、知らず知らずのうちに認知の奪い合い合戦が
繰り広げられている。

認知が必要なのは、最終目的が商品の購買だけでは無い。
何か事を成そうと思ったなら、何か渦を巻き起こしたいと思ったなら、
人様に認知してもらわなければ始まらない。

例えば、商売とは関係のないサラリーマンの人事評価。
大学入試の様に、試験点数というデジタルで決まるもので有れば、
認知を奪う必要なないであろう。

しかしながら、人による評価、アナログ的な要素があるので有れば、
その人の認知を奪った方が勝ちである。
いわゆる要領の良い人と言うのは、意識している、していない
にかかわらず、評価する人の認知を自分自身に引きつけている、
と言えるであろう。

つまりは、受け身ではなく、能動的に人生を生きたいと思ったなら、
人様に認知して頂くことは必須事項である。

情報過多である現代は、ちょっと発信した程度では、
人の認知を奪うことはできない。
では、どうすれば良いのか?

サラリーマンの場合
1.自分の成果は遠慮せずに発信する
2.会議で意見を求められたら、何でも良い、とりあえず発言する
3.上司との挨拶はやり過ぎくらいに元気良く
4.可能な時は確実に上司の周りにいる

まぁ、謙虚という日本人にある美徳とは、真逆の事をする必要がある。
私自身もこの様な要領の良い人を軽蔑し、謙虚な方を選択して来たが、
その結果どうであったか……

自分の技術成果が、いつの間にかアピール上手な人の成果にすり変わり、
上司がそちらを信じてしまうケースが、一度や二度ではない……
悔しい、嫌な思いをした経験がある。

その時は、なんてアホな上司かと思い、自分の生き方は変えなかった。
それは正しかったのか……
その瞬間の自分の好き嫌いではなく、最終的に何を為したいのか?
そこからの逆算で、選択する必要があったのではないか?

幹部の立場で、会社を動かしたい
会社の技術を牽引したい、と思った場合でも、
実の本音は、自分の好きな研究をしたいだけ、と思った場合でも、
それを成し遂げるには、幹部になる必要がある。
平では、幹部の方針に従うだけ、自分の人生を自分で決められない。
意見を述べるチャンスすらない。

今更気づいた認知の重要性。
若手エンジニアには、個々人の目標から逆算した行動選択をして欲しい。
その結果、謙虚を選ぶというので有れば、それは能動的な人生であろう。

人生100年時代、プチシニアの私も今からでも遅くはない、
と言うか、今からでもする必要がある、認知争奪活動。

他人は自分が思っている程、自分の事を知らないし、興味も無い。
自分から率先して、相手の認知を奪いに行く。
やりすぎくらいがちょうど良いかもしれない。

【気付き】
人の認知とは奪いに行くもの。
自分が思ってるほど、相手は自分を認識していない。
やり過ぎではないか?
と思うレベルがちょうど良い。
自分主体の人生を送りたいと思うなら、目の前の美徳が
正しいか判断できるはずだ。


【本日の名言】
もし真剣に勝ちたいのなら、
「これじゃ勝てない、こうしてくれ。」
と言わなきゃいけない。
みんなで慰め合っていても勝てっこない。
by 岡田 武史


#認知 #人事評価 #要領 #謙虚

よろしければサポートをお願いします。 頂戴したサポートは取材活動費として活用させて頂き、 エンジニア視点での気づきとして記事にて還元させて頂きます。 どうぞよろしくお願い致します。