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ファーストチェス理論について思うこと

皆さんこんにちは、川越市にあるパーソナルジムEVOSTICS代表の江波戸です!今回の記事はここ最近書いている行動に関するテーマをまた書いていこうと思います。

皆さんはファーストチェス理論を聞いたことがありますか?簡単に説明すると

チェスにおいて5秒で思いついた手と30分で考えた手は86%が同じ手であると実証されている

というものです。最近ではソフトバンクの孫正義さんが『10秒以上考えて分からない問題はそれ以上考えても無駄だ』と言っていることでこの理論を知った方もいるのではないでしょうか。

ではこの理論に対して僕の考えはこちら

この理論は当てにならないが
考えるだけで動かないなら
この理論通り動き始めた方がいいんじゃない

こう考えている理由を説明します。

まずこの理論が当てはまる状況と人が限られると思います。それはその事に熟練している人、ルールなどで縛られているもの。つまりチェスや将棋などにはこの理論が当てはまるでしょう。

なぜならルールが制限されており動きや状況にパターン、つまり定石と言われるものが存在している事とプレイヤーはその定石を知り尽くしているからです。

つまりその状況を過去の経験やルールを考慮し5秒で考え抜くことが出来ている。と言い換えることが出来ます。

逆に当てはまらない状況や人というのは熟練していない人とルールに縛られていない事、たとえばビジネスや人生・人間関係なんかだと思います。少し具体例を挙げてみましょう。

ある日デートに遅刻し
恋人を怒らせてしてしまった。
直感で『遅刻した事に対して怒っているんだ』
と判断し謝ったが恋人は余計怒ってしまった。
なぜなら恋人が怒っていた理由は遅刻した事
ではなく遅刻する連絡を入れなかった事
だったからだ。

どうでしょう。30分まで行かなくとももう少しじっくり考えていたら余計に怒らせる事はなかったと思いませんか?しかし熟練していた場合(この場合は2人の関係や相手への理解度が高いこと)また変わってくる訳です。なぜなら怒っている理由は遅刻した事ではなく連絡しなかった事だと経験から5秒で導く事が出来るからです。いやもっと他の事かもしれないじゃんと思いました?

その通りです。ここまでで一つ触れていない事があります。それは86%の裏14%の存在です。

前者のチェスや将棋などでも14%も同じではない手が出てくるのに後者である場合一体何%、何通り違う答えが存在するのでしょうか。そして最初に思いついた手が最善の一手でないこともあるわけですし。

だから僕はファーストチェス理論は当てにしていません。しかし考えすぎて結局何も手を打たないということはもっと論外です。この理論も考える事で終わりではなく最終的に何かしら手を打つ事を前提とした話なので。そう言った意味では考えすぎて何も行動できない人はまず直感で動いてみてもいいんじゃない。という話でした。

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