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ヤッホーブルーイングから見えてくるヒントとは?!

ヤッホーブルーイングの商品開発から見えてくるヒントは、
100人中1人を熱狂的なファンにするものづくりと熱狂的な
ファンをもっている仕組みにつきます。

マーケティング部門に頼り切りで商品企画をするのではなく、
ユーザーと対話をしながら進む方向を見定めるそうです。

最終的な着地点はものづくりの現場が決めるとのことです。

スナックミーさんは、ユーザーの評価が5点満点中4点以上で
ないと世の中に製品として並ばないのとは方法論は違いますが、
本筋は同じだと感じました。

100人のうち1人熱狂的なファンがいるのがよい
という社風があるそうで、代表の井手社長も
よく社員に言っているそうです。

クセになる味と香りの秘密は30種類の国内外のホップの組み合わせ!
「水曜日のネコ」を発売するときの想定ターゲットを聞いて
正直驚きました。

その想定ターゲットの一部をご紹介します。

・30歳前後でバリバリ働いている女性
・住んでいる場所は、東横線沿線
・持ち物やファッションにこだわりがある
・犬より猫が好き

などが挙げられています。

このように明確にターゲットを決定し、
たった1人を狙って個性のあるものづくりをすれば
その後、大きくムーブメントが生まれてきます。

小さなマーケットが少しずつ成長し、
プレイヤーが増えていくと、お互いを刺激しあいます。

その結果、マーケットは活性化します。

先進的なものづくりや独自のマーケティング手法
で存在感を高めている魅力は、
1980年のミレニアル世代には顕著に響いているはずです。

現在では、クラフトビールを扱う店も増えて、
全国から集められたクラフトビールが店に並んでいます。

一般的なスーパーやコンビニでは、
大手がつくった クラフトビール らしいビールが並びます

画一的なものにはどんどんメスが入り
多様性が生み出されている時代の中で、価値提供も変わっていきます。

「とりあえず、ビールで」の時代の人は
選択肢がありすぎることに面倒くさいと思いはずです。

しかしながら、ミレニアル世代にとっては
選択の豊富さが魅力的に映ると思います。

様々なラベルと味が並ぶクラフトビールは、
画一的なことを望まれていた世界から抜けだしたい!

個性を大切にして生きたいと
葛藤するミレニアル世代を象徴しています。

クラフトビールが流行りで終わらず、
カルチャーになり、これから先も楽しめるようにと。

このようなことが実践できるようになるためには、
ミッションの明文化と共有がとても大切だそうです。

こんなことが採用ページの記事になっていました。

多様で個性的なクラフトビールを通じて
新しいビール文化をつくって幸せを届けたい
という想いから「ビールに味を!人生に幸せを!」
というミッションが制定されました。

ミッションやビジョンは井手が社長に就任した
2008年に明文化されたそうです。

それから、ミッションやビジョンを
もとに業務を進める中で、

2010年に組織文化、2012年に価値観、
2014年に企業価値と、皆の足並みを揃えるために、
そのたびに必要なものを制定していったそうです。

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