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マーケティングプロセスの基礎知識の活用法【その2】

前回の続き、マーケティングフローについて解説します。

このマーケティングフローを
考える前には、価値を言語化してください。

・こんなことで悩んでいる人にとって
・こういう強みによって
・こういうことができるようになるための
・こういう商品サービス

でしたね。

2.5 マーケティングミックス
マーケティングミックスは、
実行戦略の位置づけです。

つまり前のステップまでで
作りあげてきたことに対して、
実際にアプローチしていく
方法を組み立てていく内容となります。

なぜマーケティングミックスという言葉が
使われるのかというと、
実践のために複数の要素を組み合わせていくからです。

この複数の要素は基本的に4つに分類されます。

これをもとに4Pという
フレームワークでまとめられています。
○4P:
販売に影響を与える4つの要素を分類します。
Product・Price・Place・Promotion

を指します。
この四要素の頭文字を取り4Pと称されます。

マーケティングミックス≒4P
という考え方が基本です。

最近は消費者視点をより重視する意味で、
4Cという考え方を取り入れています。

○4C:
顧客価値(Customer Value)
顧客にとっての経費(Cost)
入手の容易性(Convenience)
コミュニケーション(Communication)

の4つの要素をもとにした、
ユーザー視点のフレームワークです。

この4Pをもとに実行戦略を検討するのですが
評価の基準となるKPIの設定も重要です。

最終目標はKGI(重要目標達成指標)ですので、
KPIはそれを実現するための中間目標となります。

そのためにまずは、
最終ゴールであるKGIを
明確にしておくことが大切です。

2.6 実行と評価
ここまでに策定した戦略を、実行するステップです。
担当者が強く意識しておきたいのが評価です。

マーケティングミックスで定めたKPIが、
ここで生きることになります。
単に「良かった/悪かった」
という全体評価ではなく、
検証をおこないます。

マーケティングプロセスの
どこに問題があったのかを見つけていくことが
大切なプロセスになります。

3. マーケティングプロセスのコツ

マーケティングプロセス
(1)R:調査、分析
(2)STP:セグメンテーション+ターゲティング+ポジショニング
(3)MM:マーケティングミックス
(4)I:実行
(5)C:管理

が大きな構造です。

大きく(1)と(2)は戦略的プロセス、
(3)以降を戦術的プロセスに分けることができます。

「自社が」「誰に対し」「どんな価値を」
「どうやって提供するか」が導き出されるからです。

追伸
詳しくはこちらでお伝えします

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