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クラウドファンディングでデータと顧客の反応が手に入る

クラウドファンディングを
活用する企業が増えています。

自社の事業領域を超え、
新領域参入に際して、

商品開発のテストマーケティング
という位置付けでクラウドファンディング
を活用しています。

本題へ

クラウドファンディングは
ローコストでテストマーケティングを回すことが可能です。

製品化におけるテストマーケティングを
ローコストで実施できるのが、
クラウドファンディング活用のメリットだ。

製品化には大きく3つの手順が存在する。

手順1 試作品開発
手順2 テストマーケティング
手順3 製品生産

上記のうち、効率的な市場参入に
向けて特に重要なのが
テストマーケティングです。

世の中の製品ニーズが事前に把握できれば、
生産過程に発生する在庫リスクを軽減し、
効率的な販売計画を立てることが可能です。

よって、最初ロットで製品を作る前に
MVPを作って市場の声を聞くという
流れです。

テストマーケティングでも、それなりのコストが発生します。
商品開発に多くの費用や時間を要するため、
テストマーケティングにそこまでの
コストがかけられない事業者にとって有益です。

テストマーケティングで
クラウドファンディングを活用する
ときに重要な4つの段取りについて共有します。

1.目標金額設定
2.達成の試算
3.リターン設計
4.ページ企画

1.目標金額設定
クラウドファンディングは前提として、
資金調達の一手段であることは周知の事実です。

しかしながら、ここは達成率
重視した方がページの上に現れてきます。

クラウドファンディングは、17%の手数料が存在します。
よって、その手数料も加味して金額設定が必要です。

30万円の目標金額を設定する場合、
実施時に原価が30万円かかるとします。

目標金額に原価を上乗せすると必要資金は60万円です。
さらに、手数料分を上乗せ(60万円÷0.83)
すると、実際必要な目標金額は72.2万円です。

このように、適切な目標金額を設定するためにも
事前に必要な金額を試算しておく必要があります。

2.達成の試算
目標金額を設定したら、
その金額がしっかり集まるかの
ファンコミュニティが重要です。
そのファンコミュニティは、
プロジェクトを支援する3層に分かれます。

1)友人・知人
2)友人・知人の友達
3)その他

そのためには、未完の法則で一緒に
完成まで支援者と作ることが重要です。

まず、プロジェクトに支援してくれそうな1の
友人や知人には、積極的にSNSで紹介していく必要
があります。

リストアップした人たちの
支援者の支援確度や支援額を計算してみてください。
1が把握できれば、一定の支援の獲得が見込めます。

3.リターン設計
クラウドファンディングは
支援者に対するリターンを設定します。

製品化における支援であれば
完成された製品をリターンとして
設定するのは良いですが
それ以外にも、クラウドファンディングで
支援する意味があるリターンは有効です。

コミュニティ的な活用で
商品完成披露パーティー招待
やアンバサダー認定なども有効な方法です。

ほかにもクラウドファンディング限定モデルとして
限定にしたりシリアリNOの刻印
や周辺機器のオプションを
つけたりするのもあります。

ただ製品だけをリターンに設定するより
支援することの意味合いが高まります。


4.ページ企画
最後に、一番のこだわりどころが
プロジェクトページの企画です。

クラウドファンディングの
プロジェクトページは、顧客に説明するLPと同じです。

製品について分かりやすく
情報が記載されているかが重要だ。

その中でもタイトルはとても重要です。
ポイントは、
・「どこで」「誰に」「何を」「どうしたい」

北海道・上富良野で、
地ホップ100%の
超希少クラフトビールをつくる!
みたいなタイトルです。

一番最初に目に飛び込んでくる要素なので
プロジェクト(製品化)で
何を一番伝えたいのか考えて下さい。
企画の流れはこうです

1はじめに(自己紹介など)
2このプロジェクトで実現したいこと
3プロジェクトをやろうと思った理由
4製品について
5これまでの活動
6資金の使い道

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