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座談会や対談の企画の立て方で重要な2つの視点とは?

現在弊社では化粧品及び健康食品の
D2C事業に取り組んでおります。

商品の企画や開発フェーズで
一般消費者の意見を取り込む方法を
検討しております、というお問い合わせを
頂きました。

本題へ

こんなお問い合わせがあると
モニターや座談会などがすぐ沸くかも
しれませんが、大きなミスをしないための
やり方をお伝えします。

【結論】
あらかじめシナリオを構築する
その後に人選を!

いきなり、クラブハウスのようにお話をする
ではビジネスのフォーストステップとしては
上手くいきません。

しかしながら、事前準備をきちんとしておけば、
スムーズに進行することができます。

その事前準備は、座談会や対談の
シナリオを作成しておくことです。

ここでいうシナリオというのは、
詳細なセリフが入っている台本を作る
というようなものではありません。

あらかじめこのような話の
流れにしようとする大まかな構成です。

例えば対談でも座談会でも
オーソドックスなシナリオ構成を考えてみてください。

1)導入
対談や座談会の糸口となるような
お互いの自己紹介や最近の近況報告などです。
※よくあるのが、GOODニュースを共有するスタイルです。

2)課題認識
対談や座談会のメインテーマとなる
課題を語り合いながら、お互いの認識を深める

3)課題に対するアドバイスや解決できたことへの称賛
認識した課題に対するアドバイスや
解決できたことに対して称賛する姿勢

4)共感
対談や座談会を通じて、お互いの気づきができたという共感

ビジネス雑誌などの対談記事をみてみると、
あるテーマ(課題)に対して
お互いが認識を深めながら、
どのようにそのテーマ(課題)を解決して
いくかということで議論をメインにしています。

その中でのアドバイスや実績に対して
相手を褒め称えています。

対談という機会を通じてお互いを
高めあうことができたという共感を
締めの挨拶としている例が多くみられます。

これは一番落ち着きが良いストーリーだと思います。

ちなみに、このスキルは、インナー向けの
社内対談記事にも十分応用できるものです。

このようにして、対談や座談会のシナリオの
フレームが出来てくると、各々を細かく詰めていきます。
最終的には、テーマに対して、
誰にどのような発言をしてもらうか?

ここまでシナリオ構成できるとスムーズに
いきます。

実は、人選は、このシナリオ構成が完成して
からの方がしっくりきます。

対談や座談会の人選で、
いくつか気を付けるべきポイントがあります。

座談会では、同じくらいの年代や職位であること
が重要です。
単なる雑談で終わってしまう
座談会にならないように注意しましょう。

当たり前ですが、お話好きかどうか
という点も重要なことです。

お話好きな方であれば、普段からいろいろな場で
様々な人と意見交換をしています。

このようなコミュニケーション能力が
高い人の方が入っていると、
シナリオに従って自分の意見を発言し、
他の方の意見に耳を傾けてくれるものです。

いずれにしても、座談会や対談のモデレーターは
重要な役割になります。

追伸:ライティング#西村公児



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