パーソナライズ商品を一体どんな意味合いで購入しているのか?
パーソナライズ商品とはなにか?
現在はサービスが中止されていますが、
参考にしてみてください。
資生堂のパーソナライズ商品「Optune(オプチューン)」
です。
利用者の肌情報を読み取って、
資生堂クラウド上のスキンケアデータと照合すると、
自動的にその日その時の肌ステータスに
あった美容液が抽出されるシステムです。
スキンケア×IoTの先駆けとしてかなり
画期的なサービスだったがサービス自体は2年ほどで終了してしまいました。
システム上の課題、薬機法対策など
サービス終了の理由として想定されるものはあるが、
一番の要因はパーソナライズ需要がなかった(少なかった)
ことが挙げられています。
現在もサービスが継続されているパーソナライズ化の商品は、
シャンプー&コンディショナー「MEDULLA(メデュラ)」です。
オンラインで毛髪診断し、1ヵ月ごとに配達する
サブスクリプションサービスを展開しています。
髪質診断からのオンラインで完結する
パーソナライズ商品です。
成功も失敗も両方とも存在しましが、
パーソナライズ商品の強みについて解説します。
一般的にパーソナライズ商品は、
自分で商品を選ぶのは嫌だが、
商品を選んで決めたい人向けになります。
消費者によるサービス選択の種類は、以下の4象限に分類される。
第1象限:投資OK・商品を自分で選びたい
銀座購買型
第2象限:投資NG・商品を自分で選びたい
ファストファッションセレクト購買型
第3象限:投資NG・商品を選ぶ自信がない
ファストファッションマネキン購買型
第4象限:投資OK・商品を選ぶ自信がない
パーソナライズ型
≒お金をかけてもいいので、自分に合う服を選んでほしいニーズ
です。
パーソナライズ需要のある商品の特徴としては、
以下の2点が挙げられます。
・ある一定のユーザーは強いこだわりを持つ傾向があるが、
専門性を高めるのが難しいこと
・新規性があること
こだわりを持つユーザーが多いが専門性を
高めるのが難しい商品の例としては、
オーダーメイドスーツやワイン、
腕時計や着物などが挙げられます。
お客様がパーソナライズ商品を購入する際の意味あいは
優越感が挙げられます。
パーソナライズ商品は
レディメイド型の既製品と比較して
売価が高くなる傾向が強いにも関わらずなぜ購入するのか?
これは、コスパよりも世界観の感性によるアプローチが
刺さっており優越感を持つことができます。
「自分のためのもの」に強くこだわりがある人なら
多少コストが高くでもしれでも欲しいとなります。
IOTやアプリを通してよりパーソナライズ化できる時代
背景になってきています。
インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos