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意外と見えていないあなたの会社のUVP?

3連休の最後は、セミナーに午後から行ってきます。
明日から私のセミナーや大学の授業もあるのですが、
お客様や学生との視点がずれていないか否かも
セミナーによって、わかります。

参加者視点、講師視点、運営視点
この3つをトンボの眼で見ることがとても
重要なことになります。

本題へ

誰でも簡単にインターネットを通してプロモーションできる時代になったからこそ大切なことをお伝えします。

忘れちゃいけないことは?
本質は「売り方」ではなく「価値を生むこと」です。
それを疎かにしてはダメなんです。

私はいつも、その判断を「3秒ルール」を使っています。
自分のビジネスにおいても、クライアント様のビジネスにおいても、大切にしていることです。

3秒ルールとは、小難しいワードにすると「3秒で経営判断する」というものです。

自分自身にたったこの2つの魔法の質問をするだけでOKです。
中小企業診断士の資格がなくても、長年の経営コンサルの経験がなくても、誰でも、簡単にたったの3秒で行うことができます。

その質問法とは、この2つです。

1つ目
あなたは、お金を出してでも自社の商品やサービスが欲しいか?
2つ目
あなた方は、自社の商品やサービスの顧客になりたいか?

です。

是非とも欲しい&なりたい!と答えられますか?
欲しくない&なりたくない、という答えが頭をよぎったら、不合格です。

つまり、売っている自社が顧客になりたくないような商品・サービスに、誰が魅力を感じるのか?ということなのです。

だから、初めは自社が欲しい商品・サービスを創るということが大事です。
これが価値の創る第一歩になります。
そのヒントは、逆転の発想を使うことです。

逆転の発想からの質問1
あなたが今一番欲しいモノは、どんな商品&サービスですか?

逆転の発想からの質問2
それには、いくらの価値を見出しますか?

この問いは、とてもシンプルで有効です。あなたの会社以外に、この商品やサービスを欲しいと思う企業はどれ位居るでしょうか?

売るモノの魅力が弱いな・・・
売るモノに自信がないな・・・
人は集まるのに買ってくれない・・・

とお悩みの方は、まずは上記の質問から考えてみてください。価値提供のことをマーケティング的にはUVP(UVP(Unique Value Proposition)とは、Unique(独自の)・Value(価値)・Proposition(提案))と呼んでいます。

自社のUVPを理解している企業は意外に少ないと感じます。

経営戦略がうまく機能しない根本的な理由は、このUVPを文字化していないことが原因かもしれません。

例えば、ネット通販の経営者が自社のUVPは、最高の商品品質で設計した商品作りと考えて、ネットの広告でも売り込んでいたとしましょう。

ところが、顧客にとっては、最高の商品品質で設計した商品って、私に何をしてくれるのか?
になります。

高い品質によって価値提供をしているならその品質のおかげでお客様にも安心・安全を全部見せることが工程上可能なので「見える化」を促進し、健康産業の常識を変える活動をしています、の方がより、お客様ファーストですよね?

このような思い違いは、多くの企業で起こっています。

現状、事業継続が可能なのは、顧客が自社を評価してくれているからと考えることができます。

まず、今のお客様が自分達のどこを評価してくれているのか、今一度見つめなおす機会を持つのも良いかもしれません。

そのためには、ヒアリングするスキルを高める必要があります。

Q1あなたのお知り合いに、私たちの商品やサービスをご紹介してくれる可能性はどのくらいありますか?
※0点から10点で点数をつけてください。

Q2その理由を教えてください。

Q3商品を買う前に、どんなことで悩んでいましたか?

Q4そもそも、どこで、この商品やサービスを知りましたか?

Q5(商品名)を知ってすぐに購入しましたか?もし購入しなかったとしたら、どんなところが不安になりましたか?

Q6いろいろな商品がある中で、何が決め手となってこの商品やサービスを購入しましたか?

Q7実際に使ってみていかがですか?Q7からQ1に流してもOKです。

これらの質問法は、NPS指数や「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法の著者の岡本先生の著の中にも詳しく書かれていますのでこちらもご参考ください。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos