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学生時代から身に着けておきたいスキルと技術

新入社員から上場企業に勤務して16年間
その後、ベンチャー企業へ転職し、

20億円から100億円を4年間で達成し、
当時は成長率NO1ベンチャーでした。

現在は、2社の経営をしています。

そんな社会人経験の中で感じる人材育成に
関する上で重要なスキル2つについて
考察し意見を述べさせていただきます

大学からの課題をまとめました。

本題へ

1点目:すぐさま行動に移せる力【スピード感】
「スピード」があるかどうかは、極めて重要です。

スピードが必要になる場面、有効にはたらく
場面にはいくつかありますが、
特に重要といえるのは「実行スピード」です。

ベンチャーやスタートアップ企業では、
「とにかく行動に移す、やってみる」
ことが重視されます。

しかしながら、このスキルは会社員でも
重要なスキルです。

なぜなら、指示待ち人間では考えることを
放棄するに等しいので、
その後の自己成長スピードに大きく影響します。

スタートアップ企業でも大手企業の新規事業の
立ち上げ部署でも、プロトタイプをつくって
市場に投げかけ、ベータ版を作って市場投入し、
市場の声を聞きながらサービスを
ブラッシュアップするというのが、
日常茶飯事だからです。

よくない例として、
「完璧主義に陥り、市場投入のタイミングを誤る」
ということがあります。

これが企業にとっての致命傷となるケースもあります。

とにかくやってみようという人たちの中で、
しのぎを削り合うベンチャー企業だからこそ、
スピードが重要視されています。

このスキルや技術は、学生の時から
大切にしたいスキルの1つです。

理由は、先生の指示待ちに慣れてしまうと
課題提出においても事前期待を超えて

課題提出をだそうとする意欲も薄れてしまう
傾向が高くなるので、
結果的に自己探求もやめてしまう悪循環になります。

私が経営している会社もそうですが、
賢さよりも、早さによって正解に
たどり着くチームでありたいと思っています。

2つ目:絵にかいた餅を食べる力【実行力】
理念やビジネスモデル・ビジネスプランと
いったものは確かに重要です。

あるのとないのとでは、事業のあり方に
大いに違いをもたらします。

その一方で、頭でっかちこそ、
最も避けなければならない事態です。

ベンチャーやスタートアップ企業へ
の転職後によくあるのは、
「あれ、どうなっている?」と
確認されるスピードが非常に早いということです。

ベンチャー企業では、とにかく実行に
移さなければ変化に対応できなくなります。

成果を得ることもできないという
原理に基づいています。

そのため、「実行した結果が、次の行動を規定する」
というレベル感で動いていく必要があります。

これは決して、できばえより速さを
重視するという意味ではなく、

考えるのであれば、それを実行することを
織り込んで考える必要があるという意味です。

会社も、個人も、勝ちパターンが
長くは続きません。

アップデートが必要になります。

変わり続ける力がなければ、
いずれは陳腐化することになります。

外部環境に応じた、自らの内発的な動機によって、
変わり続けられるかどうか。これが非常に重要です。

ベンチャーやスタートアップ企業は、
役職が上がれば安泰とはなりづらい環境のため、
自らが重要な役割であり続けるためには、
それにふさわしい自分にアップデートし続ける必要があります。

もちろん、人として、ビジネスパーソン
としての原理原則は一朝一夕に変わるものではありません。

しかしながら、事業や会社の、そして自分自身の変化に応じて、
変わり続ける力やそれを目指すことは極めて大切だと思います。

この2つのスキルスピード感と実行力は、
学生のうちに習慣化させることが
長く続く社会人のスキルに大きくプラスになるかと思います。

そのためには、生徒自らが課題を設定し、
解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、
周囲の人と意見交換・協働したりしながら
進めていくことが重要だと思います。

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