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福寿草が群生する姫川源流へ

 糸魚川ー静岡構造線に沿って,白馬から糸魚川まで流れる姫川。姫川の名の由来は,オオクニヌシが出雲から求婚に来た沼河比売(古事記)であるという。JR大糸線もこの川にほぼ沿いながら糸魚川まで行く。下流にはヒスイの産地があり,長者原遺跡(糸魚川)など,縄文時代の遺跡からこのヒスイで作った勾玉が出土している。

 2016年4月,姫川源流を目指した。
長野駅から白馬行きのバスに乗り,サンサンパーク白馬で下車。むこうは北アルブス。ここから,白馬さのさかスキー場の近く,JR大糸線の南神城駅の近くまで自転車でゆく。3km ほどでたいしたことはない。

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広い車道で車の行き来は少ない。

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4月とはいえ,信州はまだ肌寒い。それでも天候に恵まれて,雪の北アルプスを眺めながら気持ちよく走る。
姫川。この先に源流がある。

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いったん国道148号線にあがると,源流への入口がある。車両の進入は禁止。右上には姫川自転車道起点と書いてある。

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少し行った荒神社参道からは自転車も禁止になる。ただし,源流のところには自転車マークがあるので,参道を行かずに迂回すればいいのかもしれない。

源流に到着。

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湿地帯のようになっていて,木道が整備されている。少し南に行くと親海湿原がある。(行かなかった)
一角にはカタクリ。

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福寿草の群落。2月から3月にかけて咲く花だが,ここでは4月が見頃。

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ミズバショウも咲いている。

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川には梅花藻。ただし,今はまだ花の時期ではない。

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ここは禁漁区だ。説明板の上には自転車マークが。

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あとで調べたら,姫川自転車道はここから姫川に沿って白馬まで行く道のようだ。国道をいくよりいいだろう。この日は知らなかったので国道を白馬まで下った。