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沖縄から桃園へ


那覇空港から桃園空港へ

ゆいレールの朝

 朝食を食べて、朝8時半ごろ美栄橋駅からゆいレールで那覇空港へ向かう。初日の混雑で察しがついていたので県庁前駅を避けたのだが、すでに2両編成の電車は超満員になっていた。朝の田園都市線並みに人が詰まっている。しかし、乗らないと飛行機に間に合うか怪しいのでかなり強引に詰めて乗り込んだ。実際推察は当たっていて県庁前では乗れない観光客もいたようである。奥武山公園から先は基本人が乗らないので安定していた。信じられない混雑っぷりである。

那覇空港国際線

 国内線乗り場はかなり賑わっているが国際線ターミナルは前回同様奥っぺたの伽藍堂としている空間で人もそれほどいなかった。エバー航空のチケットだったが前回同様、ANAが受諾荷物の業務を代行していた。ただ、前回は全員強制スタンプだったが出国手続きが簡略化されており、スタンプは必須ではなくなっていたのが時代を感じさせられる。搭乗ゲートまでは30分も掛からずに到着した。
 私は常々中国人に間違われるのだが、今回もANAのスタッフに「NEXT!」と言われたので今回もこの力は通用しそうであった。実際エバーのCAも英語で話しかけてこなかった。

那覇空港より。国際線っぽくない小型機である

エバー航空→桃園空港

 1時間40分で桃園空港まで着くフライトのため、国際線にも関わらずテレビは座席にないし、3列シートの小型仕様の飛行機である。搭乗率は芳しくなく、私の前の列は無人だったし、B席も空席のままだったので、かなり気楽に過ごす事ができた。

離陸直後 沖縄の海はいつ見ても美しい

 一応、機内食(軽食)が配布される。前回乗った時はケーキセットが支給されたが、今回はハムのサンドイッチだった。機内食の割にかなり大きい事もあって隣のおばちゃんは食わずに鞄に仕舞い込んでいた。というか結構な割合の客が持ち帰るないし食ってなかった。ドリンクサービスは麦茶(加糖)とコーヒー(ブラック)だったのでなんか逆がするようなしないような。余り気にはしなかったが。とはいえすぐに桃園空港に着陸した。前回と違い、ボーディングブリッジに直付けしてくれたのがありがたい。あと、トイレにウォシュレットが搭載されていたのも進化を感じた(前回はなかったので)
 飛行機のタイミングが良かったのかはたまた中国からの客が少ないのか人がかなり少ない印象だったのを覚えている。肉類検査のカウンターは誰もきた気配がないようで検査官も退屈そうで飯食ってたり居眠りしていた。海外に来た感じがここで一気に沸いた。入国審査もがらんとしていて外国人審査列も2ブースしか稼働していなかったがほとんど待たずに荷物場に出たので自分達の前の便の荷物すらまだ出てこない程だった。
 荷物を受け取って到着ゲートに出たが非常に静かで一瞬日本の空港に降り立ったような感覚すら覚えた。事前登録した台湾政府公認の宝くじ抽選は外れてしまったが、係員が退屈そうにしているほどガラガラだった。
 
 こんなだったかと思っていたが先入りしていた松井さんを迎えにいくために1タミに移動したら同じ空港とは思えない景色が広がっていた。やかましさ全開、抽選に大行列を作る日本人軍団、津波のように押し寄せるツアー客。
全くの別世界だった。1タミはLCCメインのターミナルのせいなのだろうか。驚くべき熱量だったことは確かである。とにかく、合流できたのでMRTで高鉄桃園駅を目指すのであった。

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