イチョウ並木でレット・イット・ビー
今朝、散歩途中の公園で、高さがアパートの3階くらいあるイチョウ並木に、強い風が吹いていました。
いつもなら「ああ、風が吹いてるな」って思うだけで通り過ぎてしまうのですが、今朝は「この音にじっくり耳を傾けてみよう」っていう気が起こり、しばらく立ち止まって聴覚に意識を集中してみました。
(ひとり「やったことのないことをやってみよう」キャンペーン中)
葉っぱが風にそよぐ音を聴いて気づいたことはこんなことです。
・ザザザとサササの中間の音がする
・波の音に近い
・遠くで車が通り過ぎるときの排気音にも近い
・音に奥行きがある(環境音をスピーカーで流す時とはちがう)
・風の強さや速度、頻度が不規則だから、次の音を予測できない
イチョウの葉は、春に芽吹き、夏に成長し、秋に枯れて、冬に散るから、季節によって音色が変わり(冬ならなくなる?)ます。
常に今朝と同じ気づきを得られるわけではなんですよね。
イチョウって、いつも同じにそこにあるようで変わっているんだなあ。
かといって、無理に変えようと焦っているわけでもなくて。
その季節の日の光や温度、空気に合わせているんだな〜。
自然の営みってそういうものですよね。
疑ったこともなかった。
人間も自然の一部なんだから、なるようになるし、時が来ればおのずと変化するんですよね。
だから、あるがままを受け入れよ〜(Let It Be)ですな。
ビートルズ、うまいこと曲にするな〜。
カリカリしたときに公園に行って葉っぱの音を聴くのは、いい気分転換になることが分かりました。
ただ、あのイチョウ並木はこれから銀杏シーズンを迎えるので、匂いが……。
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