3年放置した姿勢サポート椅子が腰痛に効いた!? わたしが気づいた正しい使い方と体幹の秘密
数年前から慢性的な腰痛や肩こり、首のこりに悩まされていた。
デスクワークが多い時期は、一日の終わりは痛くて痛くて。
マッサージ棒から始まり、フォームローラー、テニスボール、ゴルフボールなど、あらゆるマッサージグッズでゴリゴリほぐして紛らわせていた。
このままではいつかぎっくり腰になるかも……と、不安といつも隣り合わせ。
痛くなってからマッサージを頑張るよりも、腰痛予防をしたほうが良くないか?と気付き、アマゾンで見つけたのが「姿勢サポート椅子」。
これは、自然な姿勢で座れるようサポートする座椅子みたいなもので、使い続けることで腰痛や肩こりが予防できるというものである。
購入したのは3年前。
これで腰痛がなくなるぞー!と期待して使ってみたんだけど、思った以上に座り続けられなかった。
不自然な姿勢が当たり前になっていたから、この椅子だと背中や頭をどう安定させればいいか全然わからず、すぐ疲れてしまった。
ただ座ればいいって書いてあったのに、座れないじゃーん!
なんでこれが高評価なのかわからん!
と、すぐに諦めて、部屋の端っこに追いやってしまった。
あれから3年経ち、腰痛は相変わらず続き、4月末には坐骨神経痛を発症。
腰だけでなく、右ひざや右足親指の付け根までビリビリと痛みが走る。
一番症状が重い時は、朝起きて布団から出られなかった。
鍼灸院に通ったり、フォームローラーでマッサージしてどうにか急場はしのげたものの。。。
根本的に手を打たないと、ギックリ腰やヘルニアになるかもしれない。
姿勢の改善には、体幹の強化しかないと思い至り、マシンピラティスを始めることにした。
ピラティスは、インナーマッスルやコアを鍛えるエクササイズであり、姿勢改善に役立つとされているものである。
ピラティスを始めて3ヶ月後、正しい姿勢のときの骨や関節のポジションがわかってきた。
腹筋に力を入れて腰の裏側を少し丸めるように意識すると、骨盤が床と平行になって姿勢が整うみたい。
って、わかってきたとき、ライフハック系のブログで、姿勢サポート椅子を紹介する記事に遭遇した。
「もしかしたら、姿勢サポート椅子も使いこなせる…かも!?」
白〜いホコリをかぶった姿勢サポート椅子ふたたび!
アレッ!?
普通に座れる。
背中や腰に違和感がない。
そのまま1時間が経っても、なんか、平気だぞ!?
そんなわけで、今もこううして姿勢サポート椅子に座って、この投稿を書いている。
おかげで肩こり、腰痛、首コリは激減した。
(休憩をとらず2時間くらい続けて作業すると、さすがにカチンコチンにはなるけれど)
レビューの星5つは、体幹がある程度しっかりしていて、正しい姿勢がわかっている人の評価だったんだなあ。
姿勢サポート椅子の効果を実感するためには、一定の筋力が必要で、筋力がなかったから座れなかったんだな。
この経験から、サポート椅子をすぐに使いこなせる人もいれば、私のようにまず体幹トレーニングをしたほうが良い場合もあると感じた。
もし腰痛や肩こり首コリをどうにかしたいと思っている人には、姿勢サポート椅子はおすすめしたい。
けど、座ってみて気持ち悪いと感じる人は、正しい姿勢の理解や体幹強化を先にしたらいいのかもしれない。
ホームセンターや家具の量販店や大きな電気屋さんの書斎コーナーや、PCチェアコーナーに見本が置いてあったりするので、一度試してみるのもおすすめですよ〜。
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