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自分の人生における道と幼少期における出会いとの関係性

小難しいタイトルですが、まあ、私が日々漠然と考えている妄想ですよ。
お付き合いいただける方のみご覧ください。

それにしても、ロジクールのキーボードは本当に使いやすい。
買ってよかった。

今読んでいる本の中に『ボクの学校は山と川』という本がある。
著者は『釣りキチ三平』でお馴染みの矢口高雄先生だ。
矢口先生は秋田県の増田町出身で自然の豊かな所で育たれた。
矢口先生が小学校4年生の時、絵の教育に熱心な川越先生という若い男性の先生が担任になった。
川越先生の熱心な教育のおかげで矢口少年の才能は開花し、県の絵画コンクールで入賞するほどまでになったのだった。

エレファント・カシマシのボーカル、宮本浩次さんは伸びやかな歌声と歌にかける情熱でたくさんの人々を感動させてきた。
私の最も好きなミュージシャンだ。
宮本さんが歌と本格的に関わったきっかけは歌が好きだったお母様がNHK東京児童合唱団への入団を勧めてくれた時だった。
お母様は宮本さんに『あなたはいずれ私に感謝する時が来るはずよ』とおっしゃったとか。


本人の性格や才能に頼るところも大きいんだろうけど、幼少期にあって子供の才能の手助けをしてくれる存在が身近に居たかいないかは大きな事だろうと思う。

そういった大人が側にいた子供はとても幸運だ。

逆に大人になりきれていない『子供大人』が側にいたがために自分の才能や可能性を伸ばす時間を与えられず、『子供大人』の世話に貴重な時間を捧げなければならない不幸な子供もいる。

不幸な子供たちは時間が経つと世間一般の大人と呼ばれる年齢に自動的になってしまい、社会に突然ポイッと放り出され、どうして良いかわからず右往左往してしまう。

子供時代に不安なく自分を吟味する時間を与えられなかったがために、何をして良いのかわからないのだ。
自分が何が好きで、何をするのが得意だ。
それすらもわからない人も多いだろう。

それでも私は諦めずに振り返ってほしいと思う。

何かあるはずだ。

折り紙が得意だったとか、道端の草を眺めるのが好きだったとか、どんなことでも良いと思う。

その好きな事を見つめ直してほしい。

それがたとえ他人に受け入れられないことであっても、だから何だと私は思う。

世間一般に喜ばれる特技なんてわざわざ身につける必要は私はないと思う。
あなたの中にすでに宝は眠っている。
あとは掘り起こすだけだ。

英語が話せるのとポケモンの種類をたくさん言えるのに優劣なんてない。


私もかつて不幸な子供であったが、さまざまな出会いによって過去へ遡る勇気を得て、自分の行きたい道を見つけ歩みを続けている。

そして幸せである。

不幸にも自分を蔑ろにせざるを得なかったかつての子供たちに言いたい。
次に幸せになるのはあなただよ。


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