マガジンのカバー画像

国内旅行体験記

9
いろいろなホテルに滞在したときの一コマを書いています。
運営しているクリエイター

記事一覧

国内旅行体験記 #8

国内旅行体験記 #8

2024.1.15

東京。

ひとくちに東京と言っても広い。
広いから、日本橋と東京駅の間が歩いて行ける距離なのかわからない。
しかし、地図を見る限り日本橋から徒歩圏内のホテルなら、何だか地下鉄に乗るのは面倒そうな気がする。
翌日の目的地が通り道にある。
よし、歩いてみよう。

かくして東京駅に到着し、ビョオオオォォォと強風吹き荒れる夜道を歩きながらホテルへ向かう。
結構遠いぞ、目的地からホテル

もっとみる
国内旅行体験記 #7

国内旅行体験記 #7

2023.11.4

東京の宿泊事情を甘く見ていた。

一泊の予定は決まっているのだから、
予定が決まった時点で宿も早めに予約すれば良い。
それを理解することと行動を起こすことは往々にして別のメカニズムがはたらく(要は何となく面倒くさい)。

ようやくホテルを探し始めたとき、目的地周辺のホテルを検索して驚愕した。高い。高すぎる。
沿線ぞいにもう少し範囲を広げて探す。高い。東京高い。

これ以上安い

もっとみる
国内旅行体験記 #6

国内旅行体験記 #6

2017.11.16

宿がない。

泊まる日は決まっていたけれど、
日々の何やかやに追われてずるずると宿を探さないまま日が過ぎ、
気がつけば選択肢はほとんど無くなっていた。

いや、あった。無数のゲストハウス。ドミトリー。カプセルホテル。
安い。魅力。きっとネタ豊富。
誘惑はたくさんあったが、やはり翌日も仕事であることを考えるとネタに走るのも限界がある。

一軒だけ「○○ホテル(大人専用)」とい

もっとみる
国内旅行体験記 #5

国内旅行体験記 #5

2017.10.6

懇親会に参加するために宿を取る。

いろいろ探してみたが、
できれば大阪駅から会社までの途中経路にあって駅近&予算内のホテルというのがなかなかない。
最終的に
「どこでも猫が出没する駅徒歩1分の宿」と悩んだが、
平日にそこまでネタに走るのもためらわれ、
大阪駅徒歩6分の宿を選択。

人気のないJR大阪駅は初体験。
世の中の人はこの時間まで飲んでいるのか、と感心。そして無意味な

もっとみる
国内旅行体験記 #4

国内旅行体験記 #4

2022.5.13

久々に出張の機会があったときの話。

翌日の会議に備え、前泊のため移動。
定時を過ぎてからの移動だったので、新神戸駅で駅弁を購入。
売店で並んでいたインパクトのある瓦せんべいを写真に収め、乗車。
こだまで約2時間の旅。
車内はガラガラで、乗客がそれぞれ思い思い自由に過ごしている。

在来線に乗り換え、目的地の駅に到着したのが21時前後。
駅から見えるホテルにてくてく向かう。

もっとみる
国内旅行体験記 #3

国内旅行体験記 #3

2018.8.25

ビョオオオオォォォォォォォォォォ

懇親会のお店を出ると、雨が横に降っていた。
やはり台風は台風だった。

台風直撃と言われた木曜、大学院の授業に来られない方も多数。
懇親会に参加するため1か月以上前から宿を確保していた自分としては、ある意味ちょうど良かった。

しかし、
台風で懇親会もキャンセルになった。
ごはんどうしよう、ラーメンでも食べて帰ろうかなと思っていたら、授業後

もっとみる
国内旅行体験記 #2(後編)

国内旅行体験記 #2(後編)

靴下を縫い止めてあるプラスチックの外し方など、
大学院で何を学ぼうともどこにも書いてはいない。
でも、人生を生き抜くうえで必要な能力はむしろこんなときどうするか、だ。

…ということを考えながらしばらくの間爪で押さえ、ねじり、T字の片方の端を突き通っている穴に通し戻して抜けたりしないものか、と格闘すること10分。

フロントに下りて「すみません、ハサミ貸してください」と頼んだ。
30秒で切れた。

もっとみる
国内旅行体験記 #2(前編)

国内旅行体験記 #2(前編)

2017.2.25

大学院のレポートが差し迫る週末。
ここ最近仕事のことをずっと考え続けていて、レポートに頭が切り替えられない。
よし、ここは会社近辺のホテルに籠って仕上げよう、と思い立つ。

日曜に思い立って火曜泊のホテルを調べたところ、空きがない。
もしかしてこれは予約サイトを変えると見つかるかもしれない、と試しに○ッキングドットコムで検索すると、無数の宿がヒットした。

2400円。ゲスト

もっとみる
国内旅行体験記 #1

国内旅行体験記 #1

2021.7.30

オープンして間もないホテル。
場所は知っていたが、入口は本当にここなのだろうかという程シンプルな入口のため、宿泊客でも入るのを一瞬ためらった。
ドアの向こうにはエレベーターのみ。
フロントのボタンを押してうぃーんと上昇。

エレベーターのドアが開くと、シックで落ち着いた上品なロビーが目の前に広がった。お洒落。
フロントの前にコンシェルジュらしきナイスミドルの方がいて、チェック

もっとみる