●薬剤師が考える勉強のアウトプット

・前回の振り返り
前回は、「薬剤師が考える合格する人の模試の使用方法」という題目で話をしました。
模試は漫然と受けるのではなく、過去問や参考書に書いてあったことを生かす機会であること、伸びしろがある科目のあぶり出しに活用できることを伝えました。
少しでも模試の活用方法が伝われば良いと思います。
今回は、今まで学んできたことのアウトプットについて語りたいと思います。

・アウトプット
今まではインプット中心の時期でした。
しかし、いざという時にインプットした知識をしっかりと引き出せるかと言われたら不安ですよね。
ということでここまできたらアウトプットを行ってみましょう。
勉強を始めた最初のころは、ぶつ切りの単語や一言しか説明できなかったようなことも今の時期ならそれなりに説明できるはずです。
単にアウトプットと言っても新たに問題を解くというものではありません。
アウトプットの方法は2つあります。
他人へのアウトプットと自分へのアウトプットです。

・他人へのアウトプット
ぜひ友達を活用して先生になったような感じで自分の得意な分野で良いので講義をしてみます。
すると意外と説明できなかったり、相手の質問に答えられないことがあると思います。
瞬時に回答できなかったり、詰まるところは試験場で焦りつながります。
友達とのアウトプット中に出た疑問点は予備校の先生に確認して確かなものにしましょう。

・自分へのアウトプット
もう一つは自分へのアウトプットです。
これは単に問題の〇×を判定するというのではなく、自分で問題を作成してみて
数行の文章で説明してみることです。
するとこれも意外と書けないことに気付くはずです。
使う教材は何でも良いです。
過去問や参考書から抜粋して作成しても良いでしょう。
しかし僕のおすすめは模試です。
試験に出やすいところを自分の言葉で説明できると、試験会場で気持ちに余裕が生まれます。

・講義を活用する
上記のいずれにも当てはまりますが、予備校の授業で先生が言っていたことはぜひ活用しましょう。
おそらく授業中に今まではここが出ていないから今年は出るかもと言ってくれる先生もいます。
そうすればチャンス。
自分のものにするためにも友達に説明したり、自分で説明できるように練習しましょう。

・注意点
このアウトプットの注意点についても語っておきましょう。
このアウトプット・・・・意外と時間が取られます。
なのでイメージとしてはインプットや復習を中心としつつもほんの時々アウトプットをするのが有効です。
そうすればこれもまた良い気分転換になります。

~まとめ~
他人と自分へのアウトプットをしよう。
教材は何でも良いが、おすすめは模試と先生が授業中に言っていた出るかもしれないという単元。
アウトプットは意外と時間が取られるのでほんの少しだけにしよう。

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