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ヘアカラーを変える【失恋から立ち直る方法8】[2024/04/09]

(引き続き、記事として公開できていなかった4月のエピソードを書きます。昨日の続きです。2024/07/23)
 
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4月頭は丁度繁忙期ではなかったので、半休を取ってリフレッシュすることに。
仕事脳が完全に死んでいて、最低限の業務はこなしていたけれど、何かに乗っ取られているかのように、仕事ができない状態になっていた。
(この後、コロナ罹患を挟んでこの仕事に集中できないショック現象に1ヶ月半ぐらい苦しむことになる。地味に失恋そのものよりも脳の働きが落ちたことの方が辛かった。)

そんな状態でオフィスにいても仕方ないので、新しい出会いのためにもヘアカラーを入れ直して、リフレッシュしようと夕方に予約を入れていた。

時間があったので、会社から歩いて行ける某由緒ある和菓子屋さんのお饅頭を買いに行く。(これは沼落ちした彼と一緒に見た展示品の中でネタになっていた話なので、1人で本物を見て浸りに行った感じ。失恋と関係なく、ここのお饅頭食べたいと、ずっとわがままリストに書いていた。)

この日は雨上がり曇り空で肌寒かったけれど、近くの公園に行き、ベンチに座って満開の桜を見ながら、買ったばかりのホカホカのお饅頭を食べた。
カスを狙って鳩が足元に寄ってくる。
満開の桜なのに晴れていないから綺麗さは半減。
桜も真っ白。
身体が芯まで冷えてくる。寂しい。

水たまりに花吹雪



1時間半後、美容室にて。
ショックでもう10日余り半分不眠状態だったから、カラーの時はうつらうつらしていたが、シャンプー終わってから覚醒するように目が冴えて、担当の美容師さんに失恋の話を聞いてもらった。

いつも仕事が忙しい忙しいばっかり言ってやってくる私から、まさかそんな話が出てくるとは思わなかったようで、担当の彼女も目を丸くしてびっくりしていたが、とにかく励ましてくれた。

結婚間近まで行った後輩の、もっと深刻な別れ話を聞かせてくれたり、今の段階でそういう風になるってことは、きっとそれは人生を不幸から避けるためであって、これから本当の運命の人と出会えるっていうことなのでは?と強く励ましてくれた。凄く心強かった。
お客さんで婚活している人の話もしてくれた。

ちなみに私の美容院事情はというと、学生時代から社会人になっても長く同じ美容室に通っていたが、一度新人さんに目にシャンプーを入れられてあわや目が白濁して眼科に行くという事件が発生してから、何となく気まずくなりお店を変えた。

そこから2年ぐらいは、新しく見つけたお店で出会った少し年上のお姉さんスタイリストさんに、行く度に頭皮の血流を良くするケア方法等を色々とご指導いただいて頼りにしていたのだけれど、そのお姉さんスタイリストも居なくなってしまい、たまたまホットペッパービューティーで検索して予約したお店で対応してくれたのが今の担当さん。

彼女は私よりは少し年下なのだけれど、スタイリストとしてのキャリアを積んで沢山後輩も指導しているしっかり者タイプとお見受けする。
時々インスタも見ているが、お仕事好きそうだ。
プロとしての意見を聞いたら、はっきりとこうした方がいいと言ってくれるので私も気持ちよくお任せしている。
出会って1年ぐらいで、彼女が労働環境を理由に他のお店に転職することになったので、私も一緒について行った。今のお店の方が家から近いので通うには便利だ。

半年ぶりぐらいに思い切って少し色味の違うカラーにしたら、明るい雰囲気になった。持続性は一瞬だったけれど、気分が上がる。
会社でも2~3人に髪色変えた?って言われたので、結構なリフレッシュにはなったと思う。

実は、美容室の予約を入れた後、勢いで夜に初婚活パーティーを予約していたのだけれど、直前でドタキャンが続いて人数が合わなくなったのか、急遽実施しないという連絡が来た。

そのため私の婚活パーティーデビューはこの週末となる。


そこから結婚相談所活動に繋がるなんて、この時の私は知る由もない。

つづきはこちら。

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