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モヤモヤを具現化すると癒しがうまれる

こんにちは!頑張り屋さんのための休憩室evergreen therapyです。

突然ですが、わたしはMr.Childrenの桜井さんが好きです。特に桜井さんの紡ぐ言葉が好きです。

彼の書く歌詞の中に自分の気持ちを的確に表現している言葉が必ず見つかるのです。モヤモヤしてどうしようもないとき、その気持ちを言葉で表してもらえると共感してもらえているような気がして、緊張していたこころと身体がホッとします。「成功者である彼もこんな気持ちになることがあるんだな」と思うことで励まされることもありますが、それよりも多いのは自分の気持ちをわかってもらえた気がすること。それで孤独感が救われるんですよね。

ヒカリノアトリエという曲があって

過去は消えず 未来は読めず 不安が付きまとう だけど明日を変えていくんなら今 今だけがここにある

という歌詞があります。この曲が発売された当時、私は転職したばかりで色々とうまくいかず、毎日出社するのがとてもつらかった時期でした。とにかく不安がまとわりついて、もうお先真っ暗!という時に寄り添ってもらいました。解決策を提示してくれなくていいのです。「未来は読めず 不安がつきまとう」その気持ちが言葉で表現されているだけで、苦しかった気持ちが和らぐのです。そして次の「明日を変えていくんなら」で少し、前に進む勇気をもらえました。

出だしの

「雨上がりの空に七色の虹がかかる」ってそんな単純じゃない

の部分は正に、そんなやさぐれた気分でした。その気持ちをただ抑えつけるのではなく、「それほど今つらいんだよね」と受け止められたのはこの曲のおかげ。抑えつけてしまっていたら、きっと無理がでてパンクしていたと思います。

モヤモヤする気持ち。この得体のしれない気持ちって意外とこころを支配します。ベースにある悲しみや不安、恐れを更に一歩表現することで、その気持ちをまず受け止めることができる。解決はその先にあると思うのです。

私はアロマセラピーでこれがしたいと思っています。形には見えないけど、「香り」で確かにその存在を感じることができます。

私のスタイルとしては、まずお客様の今の気持ちや何となくの雰囲気をふわっとしたものでもいいので、一言いただきます。沢山お話してくださる方には勿論お話していただきますが、皆さん「なんとなく」な感じでキーワードを一言二言になることが多いです。

なんか元気がでないです→それは不安を感じていますが?それとも悲しいことがあったりしましたか?はたまた暑さでちょっとぐったりしていますか?・・・というように少しずつ一緒にひも解いていきます。

具体的な理由や原因は話したくないことも多いと思うので、お話いただくなくても結構です。そのキーワードと、その方の雰囲気などから、まず数本セレクトしてみます。その中でピンとくるものを選んでいただいて、そこで一度その香りの特長などをお話していきます。

例えば、先日ご紹介したグレープフルーツと同じ柑橘系であるオレンジ。グレープフルーツは「はい!頑張って!と背中を押してくれる感じ」、対してオレンジは「隣に寄り添って背中をさすってくれている感じ」。そんな香りのイメージをお話するだけでも、ご自分が今何を求めているのかに気づけたり、どんな気持ちなのかを客観視できたりします。

そうすると、そこでまた「ああ!そうですね、こんな風に思っていました…」とそこでまたヒントをいただけたりするので、そこからまたその精油に合わせる精油をいくつか追加で選びます。

そうやってその方の気持ち、もしくは「これから」なりたいその方の姿などを香りで具現化するだけで、その方の中から癒しが生まれてきます。

トリートメントによるタッチングから得られる癒しも勿論素晴らしいのですが、ご自分の中から生まれた癒しは持続性があると感じています。その方がまた同じ状況になったとき、その方の力で抜け出すヒントにもなると思っています。私のアロマセラピーはその方のこころに寄り添えるアロマセラピーを目指しています。

特に〇〇メソッドなどがあるわけでもないので、あくまでお客様とのコミュニケーション次第ではありますが、このように考えながら精油をお選びします。大船でお待ちしております♪


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