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"大麻=違法"は間違い!正しく知って使いたい今話題の大麻成分とは?

合同会社everfree 広報担当の坂井です。

最近ニュースを見る中で、気になった話題があります。
それは、昨今巷を騒がせている”大麻グミ”です。
元々は合法として取り扱われていた成分が、何故ここまで大きな事件になったのか?
そして大麻と聞くと、たとえ合法であっても身構えてしまう人がまだまだ多いと感じています。
当社の運営するセレクトショップでも、合法の大麻成分であるCBD(カンナビジオール)を使用した製品を取り扱っています。
今回の騒動をきっかけに、より一層世の中の人が正しい知識をつけることが大事です。
そこで今回は、大麻成分についての正しい知識をお届けしたいと思います。

一口に”大麻成分”と言ってもいろいろと種類がある

出典:https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000941499.pdf

大麻成分は植物由来と合成化合物の2種類に分けられます。
そこからさらに合法・非合法に分けられるんです。
例えばCBDは植物由来の合法の成分ですが、同じ植物由来成分でもTHC(テトラヒドロカンナビノール)は所持しているだけで違法とされてしまいます。
今回の大麻グミに含まれていたHHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)はそのTHCに似せて人工的に作られた合成化合物で、これ自体は今まで合法とされてきました。

THCには幻覚作用があるのですではないかと、所持しているだけで違法扱いされてしまうこと

THCには強い幻覚作用と中毒作用があり、健康被害の懸念があります。
そのため大麻取締法という法律によって、日本では所持しているだけで5年もしくは7年の懲役に処されます。
自分では大丈夫と思っていても、最近ではHHCHのように合法と偽ってTHC成分の入った製品を売りつけるという犯罪も横行しているので、正しい知識を身につけて犯罪に巻き込まれないようにしましょう。

大麻グミは合法だったが、認識を改めた

大麻グミに含まれていたHHCHは元々は合法成分でしたが、今回の大麻グミ騒動を受けて厚生労働省が違法薬物として認定しました。
なぜこのような事態が起きてしまったかというと、THCに似せて作られた合成成分は今も沢山生み出されていて一つ一つの危険性を十分に検証することが間に合っていないから。
HHCHは化学構造から安全かと思われていましたが、一度に大量に摂取するとTHCの様な効果が現れてしまうことが後から分かりました。
取り締まる側からすれば、どんどん新しい成分が取り入れられていってイタチごっこの状況になっているのが現状です。

CBDが安心・安全に使える理由

CBDとTHCは同じ大麻成分ですが、採取される部位が全く異なります。
THCが葉や花弁から採取されるのに対し、CBDは種子や茎から採取される成分です。
CBDに期待される効果もTHCのそれとは全く異なります。
今の段階では厚生労働省が合法と認めていて、日本に輸入する際にも厳格な審査を受ける必要があります。
危険視される成分がすぐ近くにあるからこそ、最大限注意されて取り扱われていているんです。

当社で販売している製品についても、同様に厳しい検査を実施して安全性が確かめられています。
今回の騒動を受けて余計に身構えてしまう方もいるかと思いますが、安心して使っていただくために正しい知識を持っていってほしいと思います。

それでは。

参考:https://www.ncd.mhlw.go.jp/cbd.html

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