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【イベントレポート】著者に聞く、「マネ型」徹底活用法Vol.3_メンバーの可能性を最大化する1on1って?〜ロープレ大公開〜

概要

近年、「1on1」を全社で導入する企業が増えており、その背景には経営陣及び人材育成に関わる人事担当者の課題感の変化があります。一方で「現場でどんな風に1on1が行われているのか不安」「現場から1on1に対して不安や不満が出ている」などといった声が上がっているのも事実です。
今回は『急成長を導くマネージャーの型』の著者であり、株式会社EVeM代表取締役CEOの長村禎庸と同社COOの紺野佳南、アカウントパートナーの鈴木純太がオンラインでセミナーを開催。「メンバーの可能性を最大化する1on1」をテーマに、1on1のロールプレイングを交えながら再現性のある1on1テクニックを紹介します。

スピーカープロフィール

株式会社EVeM 代表取締役 兼 執行役員CEO
長村禎庸(ながむらよしのぶ)

2006年大阪大学卒。リクルート、DeNA、ハウテレビジョンを経てベンチャーマネージャー育成トレーニングを行うEVeM設立。 DeNAでは広告事業部長、株式会社AMoAd取締役、株式会社ぺロリ社長室長兼人事部長などを担当。ハウテレビジョンでは取締役COOとして同社を東証マザーズ上場に導く。2020年株式会社EVeMを設立。マネジメントナレッジの展開やマネジメントプログラムの提供を通じて、ベンチャー企業を中心とした組織能力の向上を支援している。2021年技術評論社より『急成長を導くマネージャーの型〜地位・権力が通用しない時代の“イーブン”なマネジメント〜』を出版。


株式会社EVeM 取締役 兼 執行役員 COO
紺野佳南(こんのかなみ)
株式会社スパイア(現株式会社ユナイテッド)、株式会社サイバー・バズ、株式会社AppBrewを経て株式会社EVeMに参画。取締役COOとして、セールス・マーケティング・PR・トレーナー・採用・コミュニティ運営・アライアンスなど、幅広い領域を担当。AppBrewではビジネス部門を統括するゼネラルマネージャーとして、組織を2名から60名へ月商を200倍に拡大。広告事業・採用・PRなどあらゆる面で会社の急拡大を牽引。

株式会社EVeM アカウントパートナー
鈴木純太(すずきじゅんた)

27歳でカフェ店員から営業職に転身。はじめての営業に挫折するも、スタートアップに転職し営業に目覚める。「スタートアップ×営業」の素晴らしさを多くの人に知ってもらうため、2019年より「事業開発セールス」として活動を開始。営業スクールの講師や企業研修・講演・登壇・メディアでの取材も多数。その後、セールステックスタートアップで戦略責任者を経て、現在は株式会社EVeMでアカウントパートナーを務める。 また、Voicyパーソナリティとして「スタートアップ営業ラジオ」を平日毎朝配信。 毎朝300人以上のリスナーに聴かれている。


#01 マネジメントはセンスではなく「型」の活用が重要

株式会社EVeMではマネジメントを“総合格闘技”と捉え、何か問題が起こった際はピープルマネジメントや戦略など、さまざまな問題が複雑に絡み合っていると考えます。だからこそマネジメントにおいてもごく一部のことを学ぶのではなく、全てを学んで対応する必要があります。
そのために、ベンチャーマネージャーは何のために存在するのかを考える「役割」、ベンチャーマネージャーの基本動作はどのようなものなのかを意識する「基本動作」、人を動かす際に必要な技術を習得する「ピープルマネジメントの技術」、そしてベンチャーマネージャーはどのような存在であるべきかを把握する「立ち位置と心得」の4つを意識する必要があります。今回のセミナーでは「ピープルマネジメントの技術」に焦点を当てて話を進めていきます。

マネジメントには上記のように、さまざまな型があります。
どんな問題も “欠けている”型を発見すれば対処方針がわかるという考え方のもと、50個程度の型のリストから問題に対して欠けているものを引き出します。
50個の型を頭の中に入れ、センスや感覚に頼ることなく事象の対処に最適な型を見つけ、具体的な対処方法を考えるように推奨しています。いつでも型を引き出せる状態にしておくことでクオリティの高いマネジメントが期待でき、型があることで感情に流されることなくロジカルに考えることができるのが特徴です。

#02 人を動かし、支援するピープルマネジメントの3つのスキル

 ここからはピープルマネジメントに特化したマネジメントの型を紹介していきます。ピープルマネジメントの技術とは、成果を残すために人を動かし、支援するための技術です。その中でも1on1は、メンバーに対して直接働きかけることができる非常に有効な手段の一つとして考えられています。

ピープルマネジメントの中でも、直接働きかけることができるスキルとして「ティーチング」「コーチング」「フィードバック」の3種類があります。
相手が知らないことや足りないスキルを教える「ティーチング」、相手に質問をすることで気づきを与え、相手を導く「コーチング」、客観的な事実を伝える「フィードバック」といったように、それぞれのスキルに役割が存在します。
中でも「コーチング」は相手の中に答えがあるときに有効で、「フィードバック」は相手の自発的な変化が期待できないときに使うのがおすすめです。
3つのスキルを使いこなすことに加えて、それぞれのスキルを必要なシーンで使いこなせるようになることが非常に重要なポイントです。



今後もマネジメントに関するノウハウや、お役立ち情報など有益な情報を発信していきます。
サービス資料も以下からダウンロード可能です。こちらもぜひご活用ください。

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