心と身体と漢方

昨日は漢方薬を買う、身体の定期確認の日。
ここ数日の寒冷が酷いため、私のレイノー病擬きも悪化していた。

少し外に出るだけでこうなる。

隔週で筋膜リリースのメンテナンスの際、こっちの先生からは「膠原病の強皮症だと毛細血管が変形しているので、その可能性も」と言われた。

大学病院の膠原病内科はコロナ前まで通っていた。
半年に一回の血液検査と問診。
同じことを言われたけど、毛細血管の変形は初耳だ。
大学病院から対処法として処方された薬は毛細血管を強制的に開く薬。
副作用は血圧を下げると言われた。

漢方の先生にこの薬を確認すると「仕事ができなくなるほど血圧を下げるから飲まない方がよい」とのことで飲むのは止めた。

補足すると、西洋医学を否定するわけではない。
家族も親族もドクターや製薬会社勤務が多いため、どちらかというと詳しいレベル。
だからこそ対処療法のみの投薬をしたくない。
根幹治療をしたいので、漢方に移行したという経緯です。
私の漢方の先生は外資系の製薬会社に勤務した経験があり、血液検査のデータも診ることが出来る方なので全面的に信頼しています。
西洋医学と東洋医学(中医学)の良いとこ取りをすることにしたのです。

血液検査上は膠原病には一致し難い。
何かしらの病名を当てはめるとするなら「強皮症」しかなかったようである。

3月で47歳になる。
漢方を始めたのはいつだっけ?ポールを始めたのは40になったとき。
医療控除申請が今回で4回目?だっけ?
まるっと4年?
漢方の先生は初めての問診時、本物のレイノー病だと思うほど酷いと思ったそうで、昨日その話をしてくれた。
レイノー病だけで、ほかの症状が全く無くこれは「レイノー病」に酷似した症状が何らかの条件で発症している、という結論に至る。

つまり免疫不全疾患ではないと。
道明先生は確証している、と言ってくださった。
少し安心した。

手足、特に手のみに今は浮腫が出る。
血流をあげると浮腫む。
そのお陰で昨晩のお風呂上がりはパンパンに腫れた。
指に痛みを感じるほど腫れ出した。
今朝起きてもやっぱり晴れている。寝起きは絶対的に浮腫むから仕方がないとして。

浮腫むとポールを上手く握ることが出来ない。
レッスンスケジュールを少し混合にしようかな。

漢方、中医学によると私の症状は「肺虚」。
肺虚体質は心が極めて脆く、その代わり身体は強い。
その強い身体の中で弱いところをあげるとするなら皮膚だと。
皮膚は昔から弱かったので、思い当たる事しかない。「肺虚」から更に「肝実」。
さら悪くなると「瘀血」になる。

今は身体のしんどさが心を潰し始めていて、身体のしんどさが心と=になってきている。

寒いと暑いを身体の2ヶ所で感じると疲弊が激しい。

手と足は真っ白になるほど冷えるのに、頭から胸までは汗が床に落ちるほど汗をかく。
汗をかくということは、身体を冷やすので汗が引き始めるともちろん寒くなる。
そしてこの温度差にも疲弊する。

月経はおおよそ50歳くらいまで。
漢方は月経がある間でしか効力を発揮しない。
「先生、来月で47ですよ。早いですね。」
「もうそんなになる?えっ?」

悲しいかな、あと三年しかない。
経血量も肝臓がポンコツなので生成しきれずにショボい量しかない(先生ショボいって言わんでも)

先生の歴代の患者の中で厄介なトップ5まで登り詰めたかと思ったら、今はディフェンデングチャンピオンの不動の1位になっている。

脈診で蜘蛛の糸ほどの血管が今は蛸糸レベルになってやっと生きている状態までになったらしいので良しとしたいのだけど、身体の疲弊が毎日しんどい。

寒さが緩めば少しはマシになるのだろうか。

なんとなくその理由だけではないことも分かっている気もする。
肺虚の「心の脆さ」は自分でもびっくりする。
どんな些細なことでも、自分を分かっているつもりでも、自分でびっくりするほど脆い。

だから暫くSNSは封印かな。

昨日の月暈は母が昔「お月様が傘被ってる」と言っていた月なんだとやっと気が付いて見付けることができたから、昨日は良い日だと思うことにする。

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