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7.ごはんが食べられる有り難さ

朝の生存確認
とても良く寝れた。目覚めることができたということは生きている。呼吸ができる、手も動く。もしかしたら喋れるかも!それは欲張りすぎだ。。。今まで当たり前だったことに感謝することと、これからは毎朝生存確認はするんだろうなと。しみじみ思う。

神の言葉
弟がお世話になっている占い師さん(なんと表現すれば良いんだろう?見てもらう方)に聞いてもらったところ
”後遺症も残らない、むしろ良い方向に変化したのでさらにいろいろなことがうまくいく。あなたは守られている。”
油断していると不安定になってしまう気持ちを力強く支えてもらいました。

起き上がる
頭を30度以上起こしてはいけない制限が解除される。看護師さんに支えてもらいながら少しづつ起き上がる。頭に激痛が走るのでは?と怖かったけどなんともなかった、一安心。テーブルに腕をつき、まるで赤ちゃんのはじめてのつかまり立ちの気分である。これでメシの準備完了!

いよいよ念願のメシ!
点滴で満たしたお腹はもう大して減っていなかったが、"食べる"という行為がしたくなる、入院2日目のランチから許可がおりた。なぜだか涙を流しながらゆっくり食べる。お椀にくっついてなかなか取れないうどんも、病院食では意外すぎる天ぷら、ゼリー、そしてジョア!最後に飲んだのはいつか思い出せない。好物の鯖の水煮もほんと美味しかった。

看護師さんがみんなステキ
だんだん心のゆとりが生まれてきてまわりを冷静に見えるようになってきた、そういえばICUの看護師さん達は大変な仕事にも関わらずみんなテキパキとしてて、爽やかで見ていて気持ち良い。いちいち涙が出そう。

ところでこのベット…
なんだかふにゃふにゃして掴みどころがなく腰が痛い。床ずれ防止用とのこと、そういえば昨日までふくらはぎをマッサージ?する機械を取り付けられていた。これはエコノミー症候群予防みたいな目的らしい。にしても腰が痛い、ある程度硬さのあるベットで寝たい。

出血した血はいったいどこへ?!
ここでひとつ疑問が湧いた、出血した、手術もできない、はて?いったいどこに行くんでしょう?聞いてみたら脳に吸収させるとのこと。良いこと聞いた、あとはイメージすればすぐ吸収させることができる。こういうこと得意!

面会はNG。コロナだから。
せっかく妻が荷物届けに来てくれたのに会えませんね。外部の人と会えるのは基本入院初日だけ。まあ、しょうがないね。

WifiはICUにあるか?
妻に持ってきてもらったヘッドホン🎧で音楽を聴いてる、ふとwifi無いかなー?さすがにないよねー?と看護師さんに聞くと、ありますよー!って。ここはICU笑

とするとNetflixになるよね
感情が揺さぶられる(ハラハラは血圧上がるだろうし、なぜか涙腺が弱い感じがする)と疲れるから軽いのを見る。でも悪くない。二日目にして早くも明るい入院生活を手に入れた。

このあとも浮き沈みいろいろ起きたけど入院2日目は至って順調に過ごしてましたー

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