見出し画像

5.出血が止まる

自由気ままなコンサルタント。コロナに伴うリモートワークは私の仕事と相性が良く生産性が上がりすぎ?なある朝、脳幹から出血。。。私の身に起きたこと、感じたこと、考えたことを時間経過とともに書いています。

***

騒ぎが収まり本日二回目のCTです。次は出血が拡大していないかの確認です。症状も特に変わっていなかったので出血が止まっている自信がありました。

造影剤はあったかい

今回は造影剤を使っての撮影となりました。造影剤の使用には同意書が必要になりますが、ぼーっとした頭ではなんど読んでも内容が理解できなかったので友達の看護師さんにLINEで確認しました。大丈夫とのこと。困ったとき(入院中はこまったことだらけ)にとても有り難かったです。

CTの部屋までベットでガラガラ運んでもらいさきほどと同じ先生と助手の女性が出迎えてくれました、記憶もバッチリです!

先生:『今回は造影剤を使ってから撮影しますね、体があったかくなってきますが大丈夫ですので安心して下さいね。点滴で入れますのでちょっとチクンとしますね。』

私:『えっ!!タ、タンマ!さっき注射で酷い目にあい。。。痛すぎると死にそうになるんだけどコレ痛くないヤツですか?我慢するなと言われました』

先生:『笑。どこにどんな注射されたんですか?!』

私:『動脈にブスッと!血圧を精密に採るとかで。しかも4回も!』

先生:『あーあんなには痛くないから大丈夫です笑』

点滴が始まるとジワーッと全身に温かくなってきました。温泉に入ってる感じで気持ち良かったです。まもなくして撮影終了。造影剤は一日くらいかけて体外に排出されるとのことでした。(水をたくさん飲んで早くバスクリンは出さないとね)

尿意が止まらない

ICUに戻ると急に尿意が。と言っても頭動かすのが怖かったので看護師さんに尿瓶で処理してもらいました。造影剤のせいなのか?点滴のせいなのか?お腹は減らなくなっていました。

30分くらいでまた尿意が訪れます。繰り返し何回も。寝たきりの私はただ尿を出すためだけに生きてるみたいでちょっと情けなくなりました。ICUの忙しい看護師さんをナースコールで呼びつけて尿製造機の面倒見てもらうのも申し訳なくなり自分で尿瓶を使ってみました。。

尿瓶めちゃくちゃ便利!(だからといってAmazonで尿瓶を探そうとは思いませんが。)

出血止まっていた!

4回くらい尿瓶を使った頃に先生が現れて教えてくれました。

『もう出血は止まったみたいです。広がっていませんでした。まだ余談を許さないので絶対安静ですが良かったですね。お腹空いてますよね?明日のお昼くらいから食べられますので。』

やっぱりイメトレが効いた!(たぶん点滴が効いただけw)

頭痛は相変わらず続いており我慢していましたが、『我慢しないで大丈夫よ。』ということなので処方されたロキソニンを飲むと次第に楽になってきました、最初から飲めば良かったです。

出血当日だし、ICUだし、絶対安静だけれども、何も食べれないし、本もまだありませんでした。他にすることがありませんがスマホばかりも良くないだろうからTVを見ていまた。自宅にTVを置いていないので久しぶりに見ました。

そのうち消灯となり眠りにつきました。一日に2回死にそうになるなんてとても長い一日でした。

ともあれ生きている。良かった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?