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6.脳卒中は時間との戦い

脳幹出血した当日を時系列で振り返ってみようと思います。コンサルタント的にはリードタイムが重要!だからこういうのは整理したくなっちゃうのは職業病?かもしれません。

1時間50分

喋れない異変に気づいてから脳幹出血が発覚するまでは1時間50分。特に処置までの時間が重要な脳梗塞のリミットタイムは3時間なので、これはなかなか良いタイムだったはずです。

致命的な出血はおそらく起床してから弟と話す間の2時間13分。この間におそらくモーニングサージ(急激な血圧上昇)があったと推測されるが思い当たる行動は特にありませんでした。

後日追記
起き抜けにすぐiphoneやPCを開き、レスをすると血圧が上がりやすい傾向がありました。起き抜け直後に頭をフル回転することが私にとってあまりよくない行動のようなので今は9時になるまでなるべく触らないようにしています。

けっこう重要なことは異変に気づいてから30分間は救急車呼べずに躊躇っている。それくらい救急車を呼ぶ決断はほんと難しい。。。

時系列の詳細

(時刻はすべてスマホの履歴なので正確)
1、異変に気づくまでの時間(2時間13分)
 05:30 起床。軽い頭痛、ベットでグズグズ
 06:00 友人にMessenger
 07:30 友人にLINE(ここまで気づかず)
☆07:46 弟と通話、喋り辛いことに気づく

2、救急車を呼ぶまでの時間(30分)
 07:48 妻に喋りづらいと通話
 07:51 看護師友人複数人にLINEヘルプ
 08:02 看護師友人から返信あり
 08:17 LINEで通話、救急車指示
☆08:18 119番に電話する

3、脳出血が発覚するまでの時間(1時間20分)
 08:19 妻、弟にMessenger
 08:23 救急車から着信アリ
 08:28 自力で救急車に乗り込む
 08:44 救急センターに到着
 08:46 本日の仕事お休み連絡
 ※なんとこのタイミングでChatwork、Teams、Messenger使い分けてた
☆09:39 脳幹から出血が発覚、治療開始

一人暮らしの方へ

朝起きてもし頭が痛かったら、まず声に出して『ラリルレロ』を言ってみてください。頭の中で考えるだけではダメです。はっきり声に出してみてください。

私の場合、言語障害ではなく舌が麻痺しているからうまく喋れなかったのです。毎日の習慣にしても良いくらいと思います。もし3回繰り返しても改善しない時は迷わず119に電話してください。スマホでつながりますから。

あの時、弟と喋らなかったらソファーで横になり続けるつもりだったので、そのまま手遅れになってたかもしれません。

※これはあくまで私の事例であり、個体差があると思いますゆえ参考までに

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