任天堂の日

時間的に滑り込みセーフって感じですが、今日11月21日は任天堂の日と呼ばれることが多いようです。
日本記念日協会に認定されているのはポケモンの「イーブイの日」のみではありますが、その他にも任天堂関連のものが数多く出ているのがこの日であります。

任天堂関連だけでこれだけのものが過去の「11月21日」に発売されているわけです。
僕はやはりスーパーファミコンが発売された日、として印象深いですね。
初回出荷台数が確か30万台ほどしかなく、非常に入手困難でしたがラッキーなことに発売日入荷分の予約を取ることが出来て、スーパーファミコンは発売日に買った勢でした。

当時、ゲーム機といえばファミコンのほかにPCエンジン、メガドライブなどが存在していたわけですけど、それらの主要なゲーム機とは比較にならないほどの表現力の向上があり、すごいゲーム機だな、というのが第一印象でした。

PCエンジンについてはメディアをCD-ROMにした「PCエンジンCDロムロム」の存在があり、こちらは当時大容量であったCDというメディアを活用した生演奏BGMやボイスなど、特に「音」へのこだわりが見られたハードでしたが、非常に高価でPCエンジン単体が24800円、CD-ROMドライブが別売りで57300円というもはや一般家庭の小学生の買えるシロモノではなかったので、実物は見たことがなかったんです。

もしPCエンジンCD-ROMをスーパーファミコンよりも先に見ていたら印象が変わっていたかもしれませんが、いくつもの違った音色が奏でられる音楽、色数豊富で鮮やかなゲーム画面を持つスーパーファミコンにはとても驚かされたのをよく覚えています。

本体と同時発売のローンチソフトについても「スーパーマリオワールド」「F-ZERO」という今でも名作として語り継がれる両タイトルがいきなり出てきたのは凄かったです。マリオワールドはそれまでのマリオシリーズの正統派な進化、F-ZEROは新規タイトルでしたがレースゲームでスーパーファミコンの目玉機能である「背景の回転・拡大・縮小」がフル活用されたもので、自車の真後ろからの視点である疑似3D表現でしたが、カーブの表現で本当にコースがぐるりとスムーズに回転するのにはとてもびっくりした思い出があります。

本体発売半年後には人気RPG「ファイナルファンタジーIV」が発売され、そこから本体も潤沢に供給されるようになり破竹の勢いで売上を伸ばして当時のゲーム機のシェア1位を獲得したことになるのはゲームをプレイされる方ならご存知のとおり。

最後まで読んでくださってありがとうございました。任天堂にとって大きな意味のある日なのは間違いないでしょう。

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