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もみがら堆肥、作ってみた。

なぜもみがらを堆肥にするのか、肝心な理由の説明は後日説明します。
今回は作業手順の紹介です。


今週は(も)かなり充実していました。
27日は仁井田本家さんにて行われたもみがら堆肥作りに福大教授の金子先生、パタゴニアの皆さんに混ざって参加させていただきました。
4000ℓ分の堆肥だったそうでかなりの量でしたが、全部人力で混ぜました。
総勢10名。

すごい量。人力っす。


27日午後からは自分の畑でもみがら堆肥作り。
O氏と近くの神社の宮司さんに参加していただき作りました。
堆肥ができた頃に金子先生とパタゴニアの方々が来畑し、堆肥の水分量などをみていただきました。

畑の脇にある子小屋で作業しました。

万事うまくいきましたが!全体量が少ないため、これでは堆肥の温度が上がらないから完熟堆肥はできないと言われました。

さすがに午前からずっと作業していたため疲労が溜まりその日の作業はここまでにしました。
堆肥はそのままビニールシートにくるみ寝かせました。

29日は農民連で企画されたzoomにて、脳神経科学などが専門分野の医学博士である木村-黒田純子先生の基調講演を拝見しました。
初めて聞きました。
黒田先生の講演を聞いて農薬や環境の問題は、他人事で済ませてはならない問題なのだと改めて思いました。
この話は後日別で書きたいと思います。

30日は畑にて、追加で堆肥を作りました。
27日の分は計算すると大体240ℓ(水分別)くらいでした。
今日の分も約240ℓ(水分別)を作り、合計で約500ℓ分にします。

o氏イラスト。もみがら堆肥のレシピ。


27日分の堆肥
20ℓの入れ物。今回はこれを使いました。
もみがら。20ℓで6杯。
こめぬか。20ℓで3杯。
乾燥した植物。今回はコギった稲わら。20ℓで1杯。
畑の土。20ℓで2杯。
どさっ。

稲わらを押切りで小切り、土の塊をほぐし、水以外の材料を入れてまんべんなくなるように混ぜます。
今日は1人の作業だったので、半量ずつ混ぜました。
割と1人でも混ぜられました!

混ぜてます。
混ぜた後、20ℓ1杯分だけ取り出す。

必要な水分量を調べるために、まぜたもみがら達1杯分を取り出して水を加えてみます。

500mlのボトルを使いました。
水を加えて踏んでもみがらに水をなじませる。
団子にして軽くゆらしても崩れなければ良い感じ。

500mlボトル4杯分でちょうど良い水分量になりました。
ということは20ℓのもみがら達に対して水分は2ℓということになりました。

ちょうど良い水分量とは、50%〜60%だそうです。

全体量は20ℓの入れ物で12杯分。つまり240ℓ。
20ℓに対して、水分は2ℓだったので、240ℓの場合は24ℓ。
ということで、残りのもみがら達には24ℓ程度の水を加えました。

正直水分の計算はいまいちよくわかっていませんが、これで合っているのでしょうか…
わかりませんが、今回は確かにこの量で水分はちょうどよかったです。

まぜまぜ。
こんな感じ。
できた!!

出来上がった堆肥は27日に作った分と合わせて端っこの物が集まっているところにくっつけるようにして積み上げました。

積んで。
毛布を被せて。
わらを被せました。

とにかく冬は寒くて温度が上がりにくいそうで、保温できるように色々被せてみました。
毛布は化繊がいいそうです。
天然のものだと分解してしまうようです。

温度を計ります。

温度計で温度を観察します。

作った時は4.2度。
この温度計はBluetoothでiPhoneと繋ぐと温度の変化を時間単位でグラフ化してくれます。

明日と明後日の温度に期待です。

60度程まで上がれば成功だそうです!
ただ量が多くはないのでそこまで上がるかはわかりませんが。

とにかく今日はこれで1日が終わりました。
1週間おつかれさまでした。

週明け、仕事がんばりましょう!


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