見出し画像

コミュニケーションノートで進捗を共有: 新人トレーニングの秘訣

3月には出荷作業の最盛期が訪れます。それに伴って増員=新しいパートナーの募集が始まりました!春は新たな挑戦への予感が漂う季節ですよね。事業がより成長するために最大限受注を受けるようにするには大きな変化が必要です、冬はその準備を整えるシーズンでもあります。

「OJT」は実践的な経験を積む場として知られていますが、実態は現場での経験が主体です。マニュアルは作成をしましたが指導資料としての活用に適しておらず、情報が不足していました。そこで今回はトレーニングプログラムを作成をしました。これで「なんちゃってOJT」の域を超え、具体的な資料を活用して着実なスキルを獲得できるようにすることを目指します。あたらしく入社される方に安心して業務に慣れ、成長できるよう、様々な情報とサポートができればと思います。

トレーニングプランの紹介: 質疑応答型のスキル習得
10日間のトレーニングプランを準備しました。このプランは、4つのタームに分かれ、作業の覚え方だけでなく、作業の意味やフローを漏れなく理解することを目指しています。

トレーナーによって適宜スケジュールが調整されますが、最初のステップとして、DAY_1では必ず「箱作り」と「業務完了作業」のスキルを習得するようになっています。これはスムーズなDAY_2以降の進行をサポートするための基本的なルールとなっています。
また、DAY_5以降には、目標達成状況のCHKもスケジュールに含まれて共有されています。事前にお知らせすることでどの程度のスピードで作業をするべきかがわかります。

トレーニングプランはフルタイムの方を想定していますが、半日勤務の方にも適用可能です。ただし、半日の方は同じスキルを習得するのに倍の日数がかかることを本人とまた周囲へのご理解いただいています。これにより、いつになったらできるようになるの?という疑問を想起させずに本人も周囲も受け入れが可能になります。

トレーナーtipsリスト: トレーニングのヒントとなる知恵
このリストには、通常のマニュアルには載せられないトレーナーの経験と知恵に裏打ちされた貴重なアドバイスが詰まっています。例えば、手袋選びの際に、ゴム付きがいいのか、三つ指が空いているものがいいかなど、作業において細かいが特定の方にとっては重要なポイントも考慮しました。

トレーナーには、どのtipsを伝えるかはおまかせしていますが、必ず伝えるべきポイントとそうでないポイントを明確に区別しました。これにより、トレーナーの裁量とベースとなるルールの違いを明確にし、効果的なトレーニングとコミュニケーションのずれが起きないような工夫をしています。 "tips" という表現は、マニュアルとの違いを強調するために使用しました。

コミュニケーションノートの重要性: 共有と協力の場
このノートはトレーナー(OJTする人)とトレーニー(OJTを受ける人)、そしてトレーナー同士の密なコミュニケーションを促進します。進捗情報が視覚的に確認できないことが、無駄な確認時間を招いていました。そこで、1名に対して1冊のコミュニケーションノートを導入し、進捗情報を整理しました。これにより、円滑な作業進行とスムーズなコミュニケーションが可能になりました。このノートは成果をもたらす共有の場となり、全員が協力し合いながら目標に向かって進む手助けとなっています。


まとめ: チームの成果と信頼感

この取り組みにより、多くのポジティブなフィードバックをいただきました。最初は新人の受け入れが大変だと感じることもありましたが、長期的な視点で見ると受け入れの仕組みやマニュアル、トレーニングプランの見直しをする良い機会になりました。職場環境の働きやすさは長期的な雇用メンバーにとって、重要な指標となっています。パートナーからのフィードバックを通じて、自信を深めました。今後も改善を進めることが、ここで働くすべての方々に良い影響をもたらすことを信じています。これからもチーム一丸となり、信頼感ある職場環境を築いていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?