ポリファーマシーの解消には、病院での運用体制設計に加えて患者のきめ細かな把握・信頼関係作りが重要
株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。
病院薬剤師Tさんのコラムの第3話、今回の話題はポリファーマシーです。
認知・対策は進むも実行面に課題を残すポリファーマシー
日本老年医学会による『高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015』で、服用薬剤数と薬物有害事象の発生頻度について、「6種類以上の群」と「1~3種の群」との間に有意差があると述べられた内容は、広く知られています。
しかしながら、全国の保険薬局における処方調査によると、65 ~ 74 歳の3割及