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死ぬ前には読んでおきたい本

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読み散らかした本を適当にサマった上で、感じた事を書き下ろしてます(週末投稿)。 海外在住で日本語図書入手するのが難しいので、すべて英語で読んでます。英語の勉強にもなります。 …
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#哲学

【読書】本とどう向き合うか

世の中に溢れかえる本。活字へのアクセスが限定されていた近代以前に比べれば、現代社会はまる…

Brusco
9か月前
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【読書】哲学王からの教訓/「自省録」から

古代ローマ皇帝にして、ストア派哲学者として名高いマルクス・アウレリアスの書で、言わずと知…

Brusco
1か月前
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【読書】社会正義を考える/「Justice」から(後編)

正義とはなにか?人殺しは正義か悪か?悪だとするならば、死刑制度や戦争はどう考えたら良いの…

Brusco
3か月前
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【読書】社会正義を問い直す/「Justice」から(前編)

正義とはなにか?人殺しは正義か悪か?悪だとするならば、死刑制度や戦争はどう考えたら良いの…

Brusco
4か月前
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【読書】大衆運動の神髄に迫る/「The True Believer」から

フランス革命、レーニンのボルシェビキズム、ナチス・ドイツ、ファシズム、日本の軍国主義など…

Brusco
5か月前
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【読書】強者による支配: 大量消費社会と富の再分配

大量消費&大量生産社会の根底には、強者がシステマチックに富を蓄えられる支配構造が出来上が…

Brusco
6か月前
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【読書】結局ナチスとはなんだったのか?

ナチスはいったいどこからやってきたのか?ナチスを実体験した政治理論・哲学者ハンナ・アーレント著。全体主義を因数分解し、一つ一つ掘り下げ源泉を探り、再構築して全体主義体制の核心を照らし出した一冊。 記事要約全体主義の特徴である反ユダヤ主義や優越人種主義の源泉を、ナチス台頭以前の当時の社会・文化的文脈に求める。 全体主義台頭の条件は、階級の消滅、大衆の組織化、インテリ層の支持取り付け等。 全体主義体制は、恐怖と洗脳を伴うプロパガンダを通じて大衆の支持を確保し続ける事によって

【読書】悪とは何か?/「エルサレムのアイヒマン」から

悪と言えばダースベーダーにようなキャラが頭に浮かぶ。しかし悪とはもっと、凡庸で我々の日常…

Brusco
8か月前
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【読書】人生=80年=4000週。大事な事に注力せよ/「限りある時間の使い方」から

仕事、子育て、家族などに振り回され、毎日が目まぐるしい速度で過ぎていく。時間を効率的に使…

Brusco
9か月前
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