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死ぬ前には読んでおきたい本

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読み散らかした本を適当にサマった上で、感じた事を書き下ろしてます(週末投稿)。 海外在住で日本語図書入手するのが難しいので、すべて英語で読んでます。英語の勉強にもなります。 …
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#政治

【読書】本とどう向き合うか

世の中に溢れかえる本。活字へのアクセスが限定されていた近代以前に比べれば、現代社会はまる…

Brusco
9か月前
6

【読書】社会正義を考える/「Justice」から(後編)

正義とはなにか?人殺しは正義か悪か?悪だとするならば、死刑制度や戦争はどう考えたら良いの…

Brusco
3か月前
7

【読書】社会正義を問い直す/「Justice」から(前編)

正義とはなにか?人殺しは正義か悪か?悪だとするならば、死刑制度や戦争はどう考えたら良いの…

Brusco
4か月前
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【読書】新自由主義=エリート階級による独占体制

新自由主義/ネオリベラルという言葉が使われはじめて久しい。欧米ではイギリスのサッチャー首…

Brusco
6か月前
12

【読書】ポピュリストとは?

世界各地で重要な選挙を控える2024年、今まで以上にポピュリストという言葉をニュース記事で見…

Brusco
6か月前
10

【読書】民主主義の崩壊: 戦前イタリアからの教訓

戦前イタリア、ムッソリーニのファシスト政党による政権掌握を、既存民主的政治システムの崩壊…

Brusco
7か月前
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【読書】結局ナチスとはなんだったのか?

ナチスはいったいどこからやってきたのか?ナチスを実体験した政治理論・哲学者ハンナ・アーレント著。全体主義を因数分解し、一つ一つ掘り下げ源泉を探り、再構築して全体主義体制の核心を照らし出した一冊。 記事要約全体主義の特徴である反ユダヤ主義や優越人種主義の源泉を、ナチス台頭以前の当時の社会・文化的文脈に求める。 全体主義台頭の条件は、階級の消滅、大衆の組織化、インテリ層の支持取り付け等。 全体主義体制は、恐怖と洗脳を伴うプロパガンダを通じて大衆の支持を確保し続ける事によって

【読書】自由主義とは?

現代社会に浸透し尽くして、もはや当たり前の存在となった自由主義。個人の尊厳や言論の自由を…

Brusco
8か月前
2

【読書】 昨今の社会的分断の原因はなにか?/「Why We're Polarized」から

各国差はあれど、どの国でも大なり小なり騒がれている社会的分断。日本では主に経済/教育的格…

Brusco
8か月前
5

【読書】悪とは何か?/「エルサレムのアイヒマン」から

悪と言えばダースベーダーにようなキャラが頭に浮かぶ。しかし悪とはもっと、凡庸で我々の日常…

Brusco
8か月前
5

【読書】ファシズム再来の条件とはなにか?/「ファシズムの解剖学」から

ヒトラーやムッソリーニのような独裁者が21世紀の現代社会に再来しうるのか?どのような社会的…

Brusco
9か月前
5

【読書】 権威主義の台頭は対岸の火事か?/「民主主義の死に方」から

独裁政権なんて言葉はたまに聞くけど、あくまでアフリカとかアジアとかの話、現代の先進国じゃ…

Brusco
9か月前
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【読書】気候変動って真っ赤なウソ?懐疑派の心情に迫る/ 「世界を騙しつづける科学者…

世を騒がせる気候変動/地球温暖化、最近では地球沸騰などとも呼ばれたりしているが、そんなの…

Brusco
9か月前
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