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vol.14 小樽編1 「生活」が好きな自分を再発見する。《新婚妻、放浪の旅に出る。》

「そうだ、梅雨から逃げて北海道、行こう。」
と思い立ち、Airbnbで宿を探しました。
どうせなら住んだことのない街がいい、でも空港へのアクセスがしやすいところがいいな…と考え、小樽の中心部にある部屋を、2週間ほど借りることにしました。

私は生まれてからほとんどの年月を札幌で過ごしました。
小樽は、大学生の頃に部活動でよく通ったり、大人になってからもちょくちょく遊びに行っていた街です。
住んだことはないけどなじみのある街。そのくらいがちょうどいいような気分でした。

この小樽滞在から、急にしっかりとした自炊をはじめました。
放浪中のそれまでの食事は、主にコンビニやスーパーで買ったおにぎりや惣菜、シリアルやパン、といった感じでしたが、広めのキッチンがあったおかげか?小樽では米を炊き肉野菜炒めなどをつくる生活をしていました。
生活。そう、放浪ではなく生活へ、徐々に移行していったように思います。
今日どこで寝るかわからない日々から、今日も明日も居場所が確定している日々へ。
そしてそういう「生活」を、とても楽しんでいる自分がいました。
あれだけ、「フラフラしたい!」と言って旅に出たのに。笑
しかし元々わたしは、家の中の生活を快適になるよう工夫したり家で食事をするのがとても好きなのです。
湘南滞在直前のオザケンのライブで「自分に戻ってきた」感覚になったあと、そういう、「自分が本来もっている質や、ここちよいと感じる状態」に向かっていったように思います。

自分を再発見するように。自分という遺跡を発掘するように。

小樽編、もう少し続きます。

💫🛸ほよよ〜🛸💫