21/10/27 《2021-22カラバオ杯4回戦》 バーンリー vs トッテナム 簡単レビュー
こんにちは。えつしです。
今回は、カラバオ杯4回戦、バーンリー対トッテナムの試合を簡単レビューしていきます。
1. スタメン
・バーンリー
ポープ
コナー・ロバーツ-コリンズ-ベン・ミー-ピーテルス
グズムンドソン-ブラウンヒル-コーク-マクニール
ジェイ・ロドリゲス-ヴィドラ
60’ ヴィドラ⇄ウッド、ジェイ・ロドリゲス⇄バーンズ
75’ マクニール⇄コルネ、グズムンドソン⇄レノン
バーンリーは、直近のサウサンプトン戦からロートン、タルコウスキー、テイラー、ウェストウッド、コルネ、ウッドに代えてコナー・ロバーツ、ベン・ミー、ピーテルス、グズムンドソン、ジェイ・ロドリゲス、ヴィドラを起用した4-4-2。
・スパーズ
ゴッリーニ
エメルソン-ロメロ-サンチェス-デイビス
ホイビュア-スキップ
ヒル-ロ・チェルソ-ベルフワイン
ケイン
25’ ヒル⇄ルーカス・モウラ
66’ ベルフワイン⇄ソン、スキップ⇄エンドンベレ
89’ ロ・チェルソ⇄ロドン
スパーズは、直近のウェストハム戦からロリス、ダイアー、レギロン、ルーカス・モウラ、エンドンベレ、ソンに代えてゴッリーニ、サンチェス、デイビス、ヒル、ロ・チェルソ、ベルフワインを起用した4-2-3-1。
3回戦ウルヴズ戦と同様にリーグ戦でのスタメン組を複数人起用。カラバオ杯はECL程のターンオーバーはしない方針なのでしょう。
2. 振り返り
試合は4-4-2で構えるバーンリーに対してスパーズがボールを持つという予想通りの展開に。
スパーズは、スキップがサンチェスの左に降りたりホイビュアがCB間に降りたりしながらのビルドアップを試みます。
ウェストハム戦に続きスキップの左降りの形は見られたものの、ボランチが列落ちした際の全体的なポジショニングの甘さは変わらず。
ホイビュアがCB間に降りているのと同時にスキップがサンチェスの左に降りてしまったり、ボランチの1人が列落ちしている時にもう1人のボランチがバーンリーの2トップの斜め後ろで2トップの間を通すパスを待つことができておらず、下がってきて2トップのラインの前でボールを要求したり、降りたスキップがDFライン3枚を作って相手のブロックを揺さぶるのではなく、ボールをCBに戻すとそのままポジションを上げてしまったり。
ビルドアップに苦戦するスパーズですが、一方バーンリーはお得意のロングボール放り込み。
しかしウッドやバーンと比べると高さで劣るヴィドラやロドリゲスでは、スパーズのCBに対して簡単に競り勝つことはできず。お互いになかなかチャンスを演出することができません。
均衡を破ったのは前半に負傷したヒルと代わったルーカス・モウラ。ゴッリーニのロングボールをベン・ミーがクリア。ルーカス・モウラがそれを拾い、運んでケインへ。ケインからライン間でバーンリーのプレーヤーの間をうまく取ったロ・チェルソ、大外のエメルソンと繋いでクロス。エメルソンのすばらしいボールがPA内フリーで待つルーカス・モウラの頭に届き、67分10秒にスパーズが先制します。
その後バーンリーはコルネやレノンを投入するも、これといったチャンスは作れず。スパーズは89分にロ・チェルソに代えてロドンを入れ、3バックに。リードを守り切り、0-1とスパーズの勝利で試合終了となりました。
3. 総括、感想
上記の通り課題は山積みだったスパーズですが、チーム状況が良くない者同士の戦いは順当に勝利。週末の大一番に向けて連敗から抜け出せたことはひとまず良かったところ。
4. おわりに
週末のマンチェスター・ユナイテッド戦も、解任クラシコなんて言われようのうまくいっていないチーム同士の一戦です。現実的な話、ヌーノ監督はここで負けようがぶっちゃけまだ解任なんて話にはならないと思いますが、ユナイテッドのスールシャール監督はそう悠長なことも言ってられない状況。これまでの解任危機の時と同様、選手たちも監督のためにそれまでの試合とはガラッと変わって死に物狂いで勝利をもぎ取りに、トッテナム・ホットスパースタジアムに乗り込んでくる可能性は大いにあります。
スパーズはスタメンに変更はあるのか、後ろからの繋ぎに関してはエンドンベレ依存が続くと思いますが、彼がどの位置で起用されるのかに注目です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が良かったと思ったら、投げ銭お願いします。 全力でお礼にいきます!!!